日本の古き良き伝統を伝えるPR
コラム
経営戦略×PR
2017.04.17

日本の古き良き伝統を伝えるPR

こんにちは。

つい先日まで、私のオフィス近くは
桜が満開でした。

新入社員も交えて、
お花見をされた方も多いのではないでしょうか。

やっぱり桜は何度見ても
風情があっていいですね。

さて、今回は
日本の古き良き伝統文化や風情を伝える
PR手法について考えてみたいと思います。

最近、ネットで色々調べものをしていたところ、
「たてよこWebアワード」というものが存在することを
発見しました。

一体何でしょう?

簡単に言うと・・・

・総務省が後援し、電子書籍端末メーカーや印刷業者などが
共同で推進する「縦書き文化」の普及プロジェクト。

・web上でテキストレイアウトを組む際、
横書きだけでなく、縦書きも手軽に組めるよう、
Webデザインに自由を与え、
一般から優秀な作品を募集し、表彰する。

・横書きだけでなく、縦書きも組み合わせることで、
日本の伝統文化の良さ(俳句、川柳、書道など)や、
日本独自の風情等を表すことが可能。
画像ソフトだけに頼らず、
テキストでも縦書きをweb上で表現できる。

あ~、なるほど。
言われて見れば確かにそうですね。

旅館や温泉街、観光地など、
情緒的な日本ならではの場所は、

たとえWeb上であっても、
縦書き独独の風情があったほうが
日本らしさを感じさせることができ、

その技術を普及させることそのものに、
社会貢献になるかもしれませんね。

あと、日本のふるさとや風情が大好きな
おじいちゃん、おばあちゃん達も、
たて書きで作られた素敵なwebサイトを
見たことをきかっけに、
ネットサーフィンにはまる、
という動きも自然に広がりそうな気がします。

旅行に行きたくなったり、
昔話に花を咲かせたり・・・。
そんな動きが日本中、世界中で自然に広がっていけば
とても素敵だと思います。

そして改めて感じるのは、
インターネットの良いところは、
国籍や人種、身分を問わず、誰でも公平に使える、
ということですね。

そして、
単に新しいものばかりを追い求めるのではなく、

普段皆さんが忘れかけている
かけがえのないものを
見直すきっかけとするために
デジタルを上手に活用し、
アナログとデジタルのいいところ取りをする。

とても重要だと痛感します。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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