MSDのAGAキャンペーン 新しい言葉で認知を広める 
PRトレンド
認知・啓発などを目的とした事例
2019.01.24

MSDのAGAキャンペーン 新しい言葉で認知を広める 

男性型脱毛症(AGA)の認知を広げるため、MSD(旧万有製薬)が2006年より行なっているキャンペーン。

薄毛という分野は育毛・増毛サービス等の競合が多く、また、薬事法などの関係で出来ることが限られてしまっている。
そこで、AGAという略称を前面に押し出すことで、デリケートな「うす毛」「抜け毛」の問題を伝えやすくした。AGAという新しい言葉で認知を広め、「お医者さんで治療できる」という理解を深め、従来のサービスや育毛剤などとの違いもアピール。

また、オフィシャルサイトでは髪の毛に関する知識や「うす毛・ぬけ毛で女性の視線が気になったことがあるか」などの広告よりも一歩踏み込んだコンテンツが用意されている。

AGAへの理解を浸透させ、病院へ行くことの抵抗感を和らげ、個人個人が行動に移るように行動を促すことが狙い。

PRのポイント
以前から存在していた「薄毛」という問題を、新しいキーワードを用いてアプローチした。

執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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