ローンチ活動|具体的な6つのポイントを徹底解説
PR戦略とは
戦略から実行まで「ソリューションの種類」
2019.02.24

ローンチ活動|具体的な6つのポイントを徹底解説

新しい商品やサービスの発売を開始する「ローンチ活動」。

あなたも数え切れないほどの新製品・サービスが発売されているのに気がついているでしょう。
そしてそれに気が付いているのはあなただけではありません。

もしもあなたの会社が市場に新たなものを売り出す場合、他の商品に埋もれないようにするために、何をするでしょうか。
信じられないかもしれませんが、集団から抜き出る方法は存在します

販売活動に必要なのは論理的な状況を作り出すことではなく、 感情的きっかけを刺激することです。

 

ひとつ抜き出るために大事な6つのこと

1. 限られた時間枠

ここでは購入の希少性を利用したり、購入期限を強要することを言っているのではありません。

例えば、価値のある無料コンテンツをリリースします。それを人々が読み、吸収し、受け入れるような “欲求”を創り出します。
商品・サービスがあなたが主張するほど素晴らしいものであれば、人々は期待の声を高めるでしょう。

他の人も自分と同じようにそれを手にすることを切望しているかどうか聞き回り始めるかもしれません。
これが正真正銘のうわさです。
うわさが人を引き寄せるのです。

2. 独自のストーリー

文化は一晩では生まれません。
しかし、徐々に広がっていく 説得力のあるストーリーが、商品・サービスをブランドに成長させ、支持者が増えていくのです。

3. 共有することの喜び

商品・サービスが広まる理由は簡単です。
商品・サービスを利用することより、 共有することが面白いからです。

そして、この要求を満たすのはユーモアであることが多いのです。
好奇心をそそる秘密を隠しておく、というのも一つの手です。

4.一貫性

突然ですが、簡単なテストです。以下の二つの質問に答えてください

●来年のクリスマスの正確な日にちは?
●来年のイースターの正確な日にちは?

きっとあなたは最初の質問には“12月25日”と簡単に答えられたでしょう。しかし、カレンダーをチェックせずに2番目の質問に答えることができたでしょうか?

クリスマスの日が記憶できるのは、それが一貫(毎年12/25がクリスマス)しているからです。
新製品の場合も多くの見込み客の頭に一貫したストーリーを詰め込むことによって期待を与え、製品を購入することに結びつけることができます。

5. トレンドの効果

例えば、入場に2時間並ばなければいけないとしても、誰だって一番最先端のクラブで遊びたい。

誰もが騒ぎ立てていることがあるならば、自分も体験してみたい、という衝動になると思います。
この事を裏返せば、たった一人の参加者になりたい人などいないということです。

戦略的な施策を積み重ねることによって、ターゲット層に人気感を作り上げていきます。
1つのテーマを持った一連の施策はこれを達成するのに優れた方法です。

最初の段階から次にうわさを立てることまで、その他もろもろ、 消費者の心理を利用するわけです。

6. 持続的な中毒性

人々はなぜ習慣をやめないのか?それは多くの場合、そこから離脱することがとても居心地が悪いからです。
ローンチ全般において重要な点は、 「中毒性のあるもの」。繰り返し欲してしまうものである必要があります。

 

まとめ 積極的な仕掛けで選ばれる製品に!

新商品をブランドに変え、消費者に選ばれる続ける商品に成長させるには、 積極的に仕掛けることが必要です。

フロンティアコンサルティングではマーケティング、ブランディングPR、そして新製品開発まで、 選ばれる製品・サービス作りをサポートします。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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