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この記事ではSNSマーケティングに興味のある広報担当者やマーケッターに向けて、安定して高いリード獲得や利益を出すための本質的な考え方などについてお伝えしていきます。
特に「そもそもどうすればSNSマーケティングで大きく稼ぐことができるのか見当もつかない」という方や、「SNSマーケティングについて多少知ってはいるものの高い利益を出すとなるとイメージもできない」という方におすすめの内容となっています。
本記事では、SNSマーケティングで安定して高い利益を出すためのステップ、そして「少額商材販売」から始めようとすることの危うさなどに関して解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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SNSマーケティングで安定して高いリード獲得や利益を出す5ステップ
それではSNSマーケティングで安定的・長期的に高い利益を出していくための考え方をステップ分けして解説していきます。あくまで大まかな全体像を解説していきますので、そのつもりでご覧いただければ幸いです。
ステップ①:高い利益を出すなら「高額商材・少人数販売」が軸になる
高い利益を出したいのであれば「高額商材を少人数に販売する」のが軸になります。その主な理由は以下の通り。
- 「2万円の商品を月50人に売る」より「50万円の商品を月2人に売る」方が圧倒的に楽
- 少人数販売なのでお客様一人ひとりに手厚いサポートを集中的にできる
- 高額商品を買う人はモチベーションが高い傾向にあるので成果を出してくれる
- 成果を出した人は高評価を広めてくれるので、さらに商材が売れやすくなる
高い利益を出したい場合、いわゆる「薄利多売」では無理があります。上と逆で「一人ひとりをサポートできない」、「お客様のモチベーションが低い」、「成果を出してくれない」、「悪評が広がり売れにくくなる」などの理由で悪い流れができてしまうことでしょう。
✅「高額商材」の目安は10~50万円以上
ちなみにSNSマーケティングウェブマーケティングにおける「高額商材」の目安は10~50万円以上であり、戦略によっては100万円を超えても構いません。これよりも低く設定すると高い利益を出しにくくなるのでおすすめしません。
ステップ②:高額商品を購入してもらうためには強い「信頼」が必要
「少人数で良いなら宣伝でゴリ押しすればなんとかなる」ということはありません。それはむしろ薄利多売を狙う際の考え方です。なんといっても高額商品ですから、商材そのものとマーケターのことを強く信頼していないと購入する気になりません。
例えば電化製品を買う場合、同じ価格なら有名メーカーのものを選びたくなるものですが、ウェブマーケティングの高額商材についても同じことがいえます。やはり無名のメーカーのものは信頼しにくいので買いたくないのです。
さらにいうと「同じ価格で実は無名メーカーの方がスペックが高い」という場合でさえ、有名メーカーのものが選ばれるケースが少なくありません。電化製品に限らず近年のモノやサービスは高水準なので、乱暴にいえば「どれを買おうがニーズはおおよそ満たされる」からですね。
言い換えるとモノやサービスの「質」そのものでは差が付けにくい時代になったのです。では何が差を付けるのかというと、ずばり「信頼」。これはウェブマーケティングで扱うコンテンツについても同じです。
✅だからこそ特別な才能やスキルがなくてもウェブマーケティングにチャレンジできる
「自分にウェブマーケティングなどできるはずがない。」「しかも高額商材の販売なんて」と感じている方もいるかもしれませんが、上でお伝えしたように買ってもらうためには「信頼」こそ大事なので、特別な才能やスキルがなくても十分ビジネスとして成立します。
例えば「学生時代から大成功していた一部のキラキラした人」でなく、「特にこれまでウェブビジネスの経験がなく、現時点で特別なノウハウを持っていない人」でも、やり方さえ間違えなければ成功できます。
ステップ③:信頼を得るためには大きな「価値」を提供する必要がある
ただしその信頼を得るためには大きな「価値」を提供する必要があります。単なる人柄やテクニックだけで高額商材を販売することは決してできません。
そして、ウェブマーケティングで得る信頼は大きく分けて2種類あります。それは「商材を活用して成果を出してもらうことで得る信頼」と、商材購入前の「教育(商材の必要性を理解してもらうなど)」の段階で得る信頼です。
生々しく言い換えると、商材を使って稼ぐ、恋愛で成功する、ダイエットできる、健康になる、などの成果が出ると「信頼」してくれます。また、教育のステップで「この段階でも十分良いことを教えてくれている」、「良い商品なのだろうなと確信できる」などのことがあると「信頼」を得られます。
✅あくまでビジネスなので「価値提供」以外で信頼を得ることはできない
あくまでビジネスなので「価値提供」以外によって信頼を得ることはできません。例えば「人柄」、言い換えると人情やハートの部分だけで信頼させることは不可能です(それができるなら別の方法でお金を稼ぐべきです)。
また、小手先のテクニックで一時的に信頼させることはできても、それは本質的な信頼ではありません。そのため商材購入前に離れる人が大半ですし、たとえ購入してもらえてもトラブルが起きることでしょう。
極端に冷めたマインドでいる必要もありませんが、ウェブマーケティングはこのような世界であることを覚えておいてください。
ステップ④:YouTube動画で集客や教育をする
そして集客や教育をするために非常に効果的なのがYouTube動画です。YouTube動画で集客や教育をすることには主に以下のメリットがあります。
- 動画は情報量が多いため「伝える効率」がいい
- 動画まで出しているマーケターは少ないからこそ「本気」が伝わって信頼される
- 最後まで見るのは大変だからこそ「意欲や信頼が強い人」が残る
- ユーザー数ナンバーワンの動画サイト
- YouTubeに投稿した動画は何もしなくても残って再生され続ける
「動画では見てくれる人が少ないのでは」と感じるでしょうが、(すでに少し触れた通り)高額商材を販売する場合はむしろそれがメリットになるのです。ウェブマーケティングで特に高額コンテンツを売るコツは、「最後までついてくる労力を、あえて増やす」です。
✅1時間以上の長時間動画でも問題はない
現代において「動画」と聞くと数分レベルの短いものやショート動画を連想するかもしれませんが、ウェブマーケティングにおける教育の主力にする動画は長時間(1時間以上など)のもので構いません。
「さすがに集中力が続かないのでは」と思うかもしれませんが、モチベーションが高い人はどれだけ長くても見ます(好きなドラマなら何時間でも視聴できるのと同じです)。むしろ短い動画が何本もあるなどの場合、「見る効率が悪い」と思われて効果が薄れる恐れがあります。
ステップ⑤:商材はマンツーマンサポートや濃い内容のセミナーがあるものをメインに
(特別なスキルや、芸能人のような認知度がない)一般人が高額コンテンツを作る方法はほぼ一択です。それはマンツーマンのサポートや濃い内容のセミナーなど、「あなた自身がユーザーを助けること」をメインにする方法です。
例えば「それ自体に50万円の価値がある書籍を作る」はほぼ無理なので、そこに「プロフェッショナルによるサポート」という強い付加価値を入れるようなイメージですね。ビジネスのスタイルとしてはパーソナルトレーナーなどに近いといえます。
✅「個々の有名な情報」の価値は薄くても「それらをまとめて整理した情報」は価値を持つ
また、サポートやセミナーにおいてお客様に伝えるノウハウなどがそれほど特別なものである必要はありません。
もちろん「個々の有名な情報(すぐ調べられる)」などはそれほど価値を持ちませんが、「多くの情報を材料にして、実践できる形でまとめて整理した情報」はたくさんの人にとって大きな価値を持ちます。
一例として「ユーチューバーとして稼ぐ方法」でインターネット検索をかければ無数の情報がヒットしますが、それらは大きな価値を有しません。しかし「一通り実践すればユーチューバーとして稼げるようにまとめて整理した情報」は大きな価値を持ちますよね。
SNSマーケティングで安定して高い利益を出すなら「最初から高額商材販売」をする
ここまでの解説をお読みになって「まずは少額商材から販売して経験を積もう」と考えた方もいるかもしれませんがそれはおすすめしません。少額商品を販売するノウハウと、高額商品を売るノウハウは別物だからです。
そのためどれだけ経験を積んでも高額商材販売に活きることはほとんどなく、率直に言ってただ時間を無駄にするだけです。また、少額商品販売の段階で失敗すれば、そのままウェブマーケティングから離脱したり、悪評が集まってその後のビジネスに影響を及んだりすることでしょう。
よって最初から思い切って高額商材販売をするべきです。商材やそれを売るためのシステムを構築するのは簡単ではありませんし、構築できても「1販売目」を達成するまで時間がかかるかもしれません。しかし、薄利多売で大きな利益を得ることに比べれば負担は大幅に少ないです。
少額商材は「高額商材を買った人」に売る
ただし「高額商材を買った人」に、さらに少額販売を売れば購入してくれる可能性があります。高額商材を買った時点でマーケターへの信頼があるためです。そして価格が高いので簡単に買ってくれることでしょう。
また「高額商材を買わなかった人」でも、それまでの教育によって「信頼は十分にあるものの金額だけが問題で買えない」という場合は少額商材を買ってくれるかもしれません。その後改めて高額商材を売れば、考えが変わって購入してくれてもおかしくありません。
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