今回はYouTubeチャンネル登録者数100~1000人程度のユーチューバーがやりがちなミスを3つ紹介します。「完全初心者」ではないからこその失敗に絞りました。
伸びない初心者ユーチューバーがやってしまいがちなミス3選
1.感覚だけでチャンネルを改善しようとする
フィーリングだけでチャンネルを改善しようとするユーチューバーが少なくありません。例えば「○○が流行っているからやってみる」「とにかく内容を明るくしてみる」「投稿頻度を激増させる」などです。これでは一時期的に成長したとしても持続しません。
一方、きちんと伸び続けるユーチューバーはデータを見たりツールを使ったりして、論理的に動画を作るものです。一例として
・YouTubeStudio(チャンネルの管理画面です。必須)
・vidIQ
・NoxInfluencer
など様々なツールがありますから活用してください。一見面倒に思えるかもしれませんが、慣れてくれば「どうすればチャンネルをブラッシュアップできるか」のビジョンが見えてきますから、モチベーションを維持しやすくなります。
2.一時的にバズったら投稿頻度を下げてしまう
「収益化前」のユーチューバーに多いです。例えば以下のような流れです。「普段は100再生前後→ある動画が数万再生される→それが5本ほど続く→投稿頻度を下げてもすぐに収益化にたどり着けると思ってしまう」
特に動画作りにかかるコスト(労力・時間・お金)が大きいユーチューバーほど、「収益化前はできるだけ楽をしたい」と考える傾向にあります。そのため上記のような行動に出るユーチューバーが少なくありません。
本当に投稿頻度を下げてしまうとどうなるかと言うと、「なんとなく動画を観たもののチャンネル登録はしない人」に忘れ去られて、再生回数は激減する可能性が高いです。元の100再生前後に戻ってもおかしくありません。
また、YouTubeのAIは「ある程度のペースを維持して投稿し続けるチャンネルを優遇する」と見られていますから、投稿をサボると徐々に関連動画・おすすめ動画などに表示されにくくなっていきます。
ですから一時的にバズっても油断せず投稿ペースをキープしましょう。言うまでもありませんが、「バズった動画がないチャンネル」に比べれば圧倒的に優秀ですから自信を持って投稿を継続してください。
※ちなみに2022年の5~6月頃から「チャンネル登録者数100人以下」「再生回数100回以下」のような駆け出しチャンネルの動画が、関連動画・おすすめ動画に表示されやすくなったと見られています。
そのため以前に比べて「理由が分かりにくいバズり」が発生しやすくなったと言われています。
3.YouTubeライブ配信をむやみにアーカイブに残す
YouTubeチャンネルの収益化の条件の一つに「総再生時間4000時間以上」というものがあります。そしてこれには「ライブ配信」の再生時間も含まれますから、たびたび生放送をするのはかなり効果的な戦略と言えます(1回で1~2時間以上配信する場合は特に)。
ただ、このライブ動画をアーカイブに残す(通常動画としていつでも視聴できるようにする)かどうかは慎重に考える必要があります。
なぜなら、
・時間が長い
・基本的に無編集
・(雑談の場合は特に)見どころも少ない
となるとほとんどの人は一部分しか視聴しないからです。例えば1時間のアーカイブ動画があっても、平均視聴時間は5分くらいになるかもしれません。するとYouTubeのAIから嫌われて不利になる可能性があります。ですからもしライブ動画をアーカイブに残したいのであれば、
・編集して観やすくする
・見どころ以外はカットする
・期間限定にする(例:○月○日に削除します! などと告知する)
などの工夫をしましょう。
ただ、中には「ライブ動画を加工せずに全て残したい」というユーチューバーもいるかもしれません(観てほしい、というよりは記録しておきたいという感覚でしょうか)。そういった場合はニコニコ動画、Dailymotionなど、YouTube以外の動画サイトに投稿しておくことをおすすめします。
チャンネル登録者数1000人までは修行と思え!
登録者数100~1000人のユーチューバーがやりがちな3つの失敗いかがでしたでしょうか。最後に繰り返しにはなりますが、まとめです。
1.感覚だけでチャンネルを改善しようとする
2.一時的にバズったら投稿頻度を下げてしまう
3.YouTubeライブ配信をむやみにアーカイブに残す
上記3点のポイントに留意しながら更なる登録者数の増加に励んでみてください。