Youtube動画の利益に影響する!バンされる前に即やめるべき「NGジェスチャー」6選
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2025.10.26

Youtube動画の利益に影響する!バンされる前に即やめるべき「NGジェスチャー」6選

➡記事を書いた人:Youtube登録者30万人【MBA保有のPRプランナー】上岡正明プロフィール

この記事ではYoutube動画を活用したい広報担当者やPRマーケティングに興味のある全ての方に向けて、即やめるべき「NGなジェスチャー」などについてお伝えしていきます。

特に「自分が動画やセミナー・面談などで話す際の動作にそれほど注意を向けていなかった」という方や、「どうすれば好印象になるのかわからない」という方におすすめの内容となっています。

本記事では、Youtube動画でジェスチャーができない・NGなジェスチャーをすることのデメリット、NGなジェスチャーの具体例、そして好印象を持たれやすいジェスチャーなどに関して解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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Youtube動画でNGなジェスチャーをするデメリット3つ

それではYoutube動画でジェスチャーができない、NGなジェスチャーをしてしまうことの主なデメリットを紹介していきます。Youtube動画での身振り手振りは結びつかないように思えるかもしれませんが、実はかなり重要です。

デメリット①:話を聞いてもらいにくくなる

ジェスチャーができないと相手の集中力が続きにくくなり、話を聞いてもらうことが難しくなります。セミナーや面談など「聞きたくて聞いている」ならまだしも、「集客」や「教育」のための動画の場合、まだそこまで聞きたい気持ちが強い段階ではないので、すぐに離脱されてもおかしくありません。

また、NGなジェスチャーをすると「怖い」「不快」「偉そう」「不気味」などのマイナスイメージを持たれやすくなり、やはり話を聞いてもらいにくくなります。

デメリット②:信用されにくくなる

言うまでもありませんが、やはりジェスチャーが豊かな人の方が信用もしやすくなるものですよね。そしてウェブマーケティングで扱う商材は基本的に高額なので、よほどマーケターを信用していないと買おうとは思わないものです。

ウェブマーケティングは「信頼を集める作業」でもあることを覚えておきましょう。ジェスチャー周りを上達させるのもその一環です。

デメリット③:好感を持たれにくくなる

「信用」に近い話ですが、ジェスチャー周りが悪いとそれ以前に「なんだか嫌い」「好きになれない」など、「なんとなく」で嫌われやすくなるので気を付けてください。まずは「なんとなく好き」になってもらわないと、それ以上知ろうと思ってもらえませんし、当然信頼を得るところまでたどり着けません。

Youtube動画でNGなジェスチャー6選

それではYoutube動画でしてはいけないジェスチャー(プライベートでもNGですが)をいくつか紹介していきますので参考にしてください。「好印象なジェスチャーを習得する」よりも、まずは「してはいけないジェスチャーしない」ことから身に付けていくのが無難です。

①:腕を組む

腕を組むと「心を開いていない」「自分(相手)を信じていない」という印象を与えてしまいます。「何かを考えるジェスチャー」をする場合などに少しだけで腕を組むなら構いませんが、それ以外のシーンではやめましょう。

なお腕を組む動作に限りませんが、人間は自分がしているジェスチャーに心理状態が引っ張られる傾向にあるとされています。つまりネガティブなジェスチャーをすると、精神的にネガティブになって堂々と話しにくくなるということ。ウェブマーケティングをする上で何もいいことがないので気を付けてください。

②:後傾姿勢(前傾姿勢の逆)、ふんぞり返る

後傾姿勢と「ふんぞり返り」の区別をつけるのは難しいですが、前者なら「私(相手)に興味がないのだろうか……」、後者なら「見下しているのだろうか」などと思われてしまいかねません。

また、「高額商材を販売する人は、自分より遥かに上の存在」というイメージを抱いている人も少なくありませんが、そういった人に「やっぱり偉そうだな」と感じられてしまうのは致命的です。

③:足を組む

足を組んでいると、やはり「偉そう」「警戒している」などの印象が強くなるので気を付けてください。主にセミナーや面談などでお客様と直接話すときにやってしまいがちですが、動画でも座って撮影する場合は注意が必要です。

両膝を拳一個ほど開いて、柔らかくリラックスした姿勢で座るのがおすすめです。姿勢が悪いのはNGですが、面接時のようにピンとしていると相手も緊張させることになるのでやめましょう。

④:貧乏ゆすりなど体の一部分を頻繁に動かす動作

貧乏ゆすりなど体の一部分を頻繁に動かす動作も印象が悪いです。「威圧感がある」「機嫌が悪いのだろうか」「怒るのだろうか」などと思われる可能性があるので気を付けてください。これに加えて姿勢が悪いと「不気味」という印象も入ってしまいます。

貧乏ゆすりに限らずクセで体を動かしてしまいがちな人は、いっそ「長時間になってきたので一度体を動かしましょうか」などとお客様に穏やかに提案して、一緒に動くといいでしょう(相手のリラックス効果も期待できます)。

動画の場合は無理に長時間撮影し続けようとせず、トピックごとに切って撮影して、後からつなぐなどするといいでしょう。

⑤:やりすぎなジェスチャー(否定的な意味を持つ動作の場合は特に)

話す上でジェスチャーは重要なのですが、やりすぎる(頻度も強度も)と「怖い」「テンションについていけない」「何かをごまかそうとしている」などと思われやすいので気を付けてください。

頻度で言えば表情だけは豊かにしつつ、ここぞというタイミングでジェスチャーを入れるくらいでも十分です。強度に関しても「動作すること自体」が大事なので、「空回り感」が出ないレベルで抑えましょう。

特に「腕を交差させて×(ノー)を示す」、「広げていた手を狭くしていってマイナスイメージを示す」など、否定的な意味を持つジェスチャーを過剰にやってしまうと、それだけで強い恐怖を与えてしまう恐れがあるので注意が必要です。

⑥:無表情・棒読み(どちらか一方でもNG)

無表情や棒読みはどちらか一方でもNGです。「当たり前すぎる」と感じるかもしれませんが、両方意識・実践できている人は意外と少ないもの。そして「声の抑揚は豊かなのに無表情」、「表情は豊かなのに棒読み」などとなるとやはり不気味なので気を付けてください。

Youtube動画で好印象なジェスチャー9選

行うと好印象なジェスチャーも簡単にまとめましたので、余裕があればセミナー・面談・動画などで取り入れてみてください。

  • 手は胸の前(頭の下~腹部の上)くらいにかざす
  • 肩を後ろに引っ張るイメージで姿勢を良くする
  • 手を左右に広げて大小を表現
  • 手を上下に広げて高低を表現
  • 親指を立てて「イエス(肯定)」、腕をクロスして「ノー(否定)」
  • 「パソコン作業」ならキーボードを叩く動作、「読書」なら本を読む動作など、「そのままの動作」をする
  • 気持ちや感情に合う動作(心臓に手を当てて緊張。バンザイなら嬉しさ。軽く涙を拭う動作で悲しさなど)
  • ほどよい相槌
  • 目を合わせる(ただし重要な場面で3~5秒ほど。それ以上合わせ続けると怖い。それ以外では自然にたびたびアイコンタクトをする)

他にも無理なくできそうなジェスチャーがあれば取り入れてみましょう。ただ、もちろんその道のプロフェッショナルではないのでできる範囲で構いません。

Youtubeではジェスチャーをセルフチェックしよう(まとめ)

ジェスチャーに限りませんが、人は「できていることへの好印象」よりも「できていないことへの悪印象」の方が勝るものなので、まずは今回紹介したNGなジェスチャーを避けることを心がけてください。

個々のジェスチャーについては「当然」「簡単」と感じたと思いますが、すべてをクリアするのは意外と大変ですし、話すことに集中すると身振り手振りへの意識が抜け落ちてしまう人も多いです。そのためまずは自分で録画するなどして、してみてはいかがでしょうか。

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執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者30万人のYoutuber
上岡正明

MBA(経営学博士前期課程修了)
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者30万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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