YouTubeでグッズ販売する理由と5つの手順!条件クリアしなくても販売するテクニックも紹介
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2022.07.27

YouTubeでグッズ販売する理由と5つの手順!条件クリアしなくても販売するテクニックも紹介

YouTube(ユーチューブ)の稼ぎ方の一つに「グッズ販売」があります。ここではこのグッズ販売をするためのクリア条件、手順、注意点などについて解説していきます。

*記事を書いた人:わずか2年で登録者20万人の現役ユーチューバー

*こちらも人気:1再生いくら?人気ユーチューバーが本音で解説

 

YouTubeチャンネルと紐づけてグッズ販売をするための5つの条件

以下の条件を全て満たしていると、YouTubeチャンネル上でそのままグッズ販売をすることができます。

1.チャンネルの収益化が済んでいる

・チャンネル登録者数1000人以上

・動画の総再生時間4000時間以上

この2つを代表とする条件を満たし、チャンネル収益化を完了させておくのが大前提です。

2.YouTubeパートナーチャンネルの利用可能地域で動画を配信している

日本人ならもちろん問題ありませんし、他の主要国でもほぼ大丈夫です。

3.チャンネル登録者数1万人以上(もしくは音楽公式アーティストチャンネル)

1、2を満たして、さらにチャンネル登録者数が1万人以上でなければなりません。

例外的に「音楽公式アーティストチャンネル」であれば1万人未満でもグッズ販売ができますが、ほとんどのユーチューバーには当てはまらないことでしょう。

4.「子ども向けのチャンネル」ではない

チャンネルの対象視聴者を「子ども向け」に設定している場合は、YouTubeチャンネルと紐付けてグッズ販売をすることはできません。また、「子ども向け」以外に設定していても、子ども向けの動画を多く投稿しているとグッズ販売を承認されない可能性があります。

5.ユーチューブのチャンネル収益化ポリシーを守っている

つまりは「収益化チャンネルのルールを守りましょう」ということですね。

 

YouTubeチャンネルと紐付けないグッズ販売なら誰でもできる

YouTubeチャンネルでグッズ販売5つの条件を紹介してきましたが、特に「チャンネル登録者数1万人&総再生回数4000時間」というのは非常に厳しい条件です。

ですが、実はYouTubeチャンネルと紐付けなくてもグッズ販売をすることはできます。例えば以下のような方法があります。

・動画概要欄などにグッズ販売をしている通販サイトのURLを添付する

・「グッズの紹介をする動画」を投稿する(グッズの魅力や買い方を説明する)

・ユーチューブチャンネルと紐付けているSNSでグッズ販売の宣伝をする

したがって、駆け出しユーチューバーであっても問題なくグッズ販売を行うことができます。特に「最初からグッズ販売を想定してユーチューバーになる」のであれば、早めに準備を始めることをおすすめします。

 

ユーチューバー販売すべきおすすめグッズ3選

1.自分のチャンネルのジャンルに合ったグッズ

例えば、

●メイク系ユーチューバー:オリジナル化粧品

●筋トレ系ユーチューバー:トレーニング用品

●ガジェット系ユーチューバー:オリジナルビジネスバッグ

といったところです。一例として「メイク系ユーチューバーA」の大ファンは、「Aさんがプロデュースした化粧品なら買いたい」という気持ちになりそうですよね。このように「○○さんのグッズなら購入したい」と思わせることが大事です。

2.Tシャツやタオル

チャンネルロゴなどがデザインされたTシャツやタオルはやはり人気です。いずれも簡単に作ることができますし、作るために知識もいりませんから、ほとんどどのようなチャンネルでも作成できるのではないでしょうか。

ちなみに顔出し系ユーチューバーの場合は、普段から自分の投稿動画の中でもたびたび身につけておくことをおすすめします。

3.情報を売る

「形のあるものを作るのは面倒」という場合は、「情報を売る」という方法をおすすめします。

ダイエット系ユーチューバーならダイエット情報、筋トレ系ユーチューバーなら筋トレの情報……といったところです。noteなどを利用して販売すれば、自分で販売経路を用意する必要もありません。ちなみに最近では、単に「動画のシナリオ(文章)を販売する」という手法も少し流行ってきています。

特に専門性の高いチャンネル・動画の場合は、「動画だけでなく、テキストでもじっくり読みたい」という需要もありますから売れやすいです。基本的に「動画作成時の原稿」を少し調整してから、もしくはそのまま販売すればいいだけですので、手間もかかりません。大雑把に言うと「ついでに売る」という感覚ですから、あまり販売価格を高くしないことをおすすめします。

4.自分のビジネスの紹介をする

「売る」という趣旨からは少し離れますが、もしYouTube以外にもなんらかのビジネスに取り組んでいるのであれば、YouTubeを集客の場として使うのもいいでしょう。「この人のやっているビジネスなら自分もやってみたい!」という人は、すでにかなりの「ファン」ですから色々と話が早く進む可能性が高いです。

 

ユーチューバーがグッズ販売をするときの3つの注意点

1.基本的に優先順位は低い

ここまでグッズ販売について解説してきましたが、基本的にグッズ販売の優先度は低いと考えましょう。

そもそも「利益目的」でグッズ販売をするには「チャンネルの人気・ユーチューバーとしての人気」がかなり必要です。その人気がない状態でグッズを売っても赤字になるだけですよね。ですから、まずは地道にユーチューブチャンネルを育てていくのがセオリーです。もっと言えば、チャンネルが人気になってからでも「やりたくなければやらなくていい」です。

それくらいのものでしかありませんし、チャンネルにファンが多くついているのであれば、今さらグッズ販売などしなくても十分稼げることでしょう。ただ、先ほどお伝えした通り「動画シナリオの販売」などはコストも手間もほとんどかからないので、とりあえずやってみてもいいかもしれません。

2.質の高いものを作る

当たり前ですが質の高いものを作ってください。例えば、大手メーカーが一つや二つイマイチな商品を作ってもブランドにキズがつくことはそれほどないでしょう。

ですが、「やっと収益化できたくらいのユーチューバー」が低品質なグッズを売ってしまえば、信頼を失い地道に増やしてきたファンが激減してもおかしくありません。また、「情報を売る」場合は、「価格の割に情報の質が低い」という事にならないようにしなければなりません。

特に「稼ぐ系の情報」を高額で売って、その情報が役立たないとなると、「情報商材系詐欺師」のレッテルを貼られて、そのまま表舞台から撤退することになる可能性もあります。それで済むならまだいいですが、最悪の場合本当に法に触れる事になる恐れも。

3.グッズについてウソをつかない

質の高いグッズを作るだけでなく、そのグッズに関してウソをつかないことも大事です。

例えば「投資系の情報を売る」場合に、「絶対に売れます!」などと宣伝してしまえば、ウソをついていることになりますよね。売りたいという気持ちが強くなりすぎてウソを言ったり、盛ったりしないようにしましょう。

また、視聴者などからのグッズに関する質問に対してすぐに答えられない場合は、「調べて回答します」などと誠実に伝えましょう。雑に答えてはダメです。YouTubeの視聴者は「ウソ」と「ウソっぽいもの」を極端に嫌います。


執筆者・監修者
上岡正明
PR戦略プランナー・著書21冊累計80万部のビジネス作家
登録者23万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者22万人のビジネス系YouTube

日本を代表するPR戦略の専門家で企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。

戦略PR、広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内PR、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行して大学院にてMBA(情報工学博士前期課程)修了。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計20冊75万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで有識者や専門家記者として寄稿連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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