Youtube動画を再生するかどうかの最大の決め手は「サムネイル」です。
ユーザーは「サムネイル→動画タイトル」の順に確認しますから、まずはサムネイルが魅力的でないと勝負になりません。そこでここでは、ユーチューブ動画のサムネイルの作り方について解説します。
*記事を書いた人:2年で登録者20万人の現役ユーチューバー
*こちらも人気:1再生いくら?人気ユーチューバーが本音で解説
Youtubeは動画作成より先にサムネイルを作るでちょうどいい
顔出し系ユーチューバーの場合、サムネイルは基本的に「動画内の一場面」になるでしょうから、「動画撮影→サムネイル作り」という順になるでしょう。ですが顔を出さないのであれば、サムネイルは完全に個別に作るでしょうから、「サムネイル作成→動画作成」の順番にすることをおすすめします。
・先に動画を作ってしまうとサムネイル作成の自由度が下がる
・そもそも「動画内容」よりもサムネイルのほうが重要(魅力的な動画内容でも再生されなければ意味がない)
このような理由があるからです。また、最初にサムネイルを作っておいたほうが、「サムネイル・タイトル・動画内容」にズレが生じにくくなります。
さらに特に駆け出しユーチューバーの場合は、再生されるかどうかも分からないので、Youtube活動自体のモチベーションが上がりにくいものです。
しかし先にサムネイルを作ってしまえば、「サムネイルを無駄にしないためにも」ということでやる気が出やすくなります。
Youtube動画のサムネイルの作りの4つのポイント
それでは魅力的なサムネイルを作るためのポイントを4つ紹介します。
1.インパクトを持たせる
「スクロールの手を一瞬止めるようなサムネイル」が理想です。小綺麗で見やすい「だけ」のサムネイルでは再生されません。「やりすぎるくらいがちょうどいい」と考えて、少しでもインパクトの強いサムネイルを作ってください。もしかしたら「あまりにも『再生数狙い』すぎて嫌な感じがする……」と思うかもしれませんが、結局のところそういったサムネイルが再生されますから納得しましょう。
2.品質
インパクトだけでは再生されません。「文字のフォントやサイズを揃える」「画像の切り抜きをきれいに行う」などの基本的なことは最低限守りましょう。「動画の内容の一部分のクオリティが低い」ということがあっても、動画内容の他の部分がハイクオリティであればカバーできます。
しかし、サムネイルは「一枚勝負」ですから他でカバーすることができません。また、サムネイルのクオリティが低いと、それだけで「内容も大したことないのだろう」と思えてしまうものです。
3.雰囲気
例えば「元気に筋トレをしましょう!」というノリのチャンネル・動画であるのに、暗い雰囲気のサムネイルでは動画が台無しになってしまいます。また、「インテリ感のある知識発信チャンネル」であるのに、コメディ的な雰囲気のサムネイルにするわけにもいきません。
4.期待を持たせる
●サムネイルの役目は「視聴者を引き込むこと」です
例えば、1分ほどの動画(最近こういった短時間動画も人気ですね)で、「ダイエットに良い食材は、A、B、C、D、Eの5つです!」と伝えるとしましょう。このときサムネイルに「ダイエットに効く食材はA B C D E!」などと書いてしまうと、それだけで完結してしまうので再生されません。
再生させるためには、「ダイエットに効く5つの食材とは?」「ダイエットに効く食材はピーマン、ニンジン、○○、○○、○○」などとして、サムネイルだけで全ての情報を発信しないようにすることが大事です。
●結論を予想させないサムネイルにする
また、「結末が予想できるサムネイルにしない」ことも大事です。例えば、「脂肪を燃やすのは、有酸素運動・無酸素運動のどっち?」というサムネイルでは、誰しも「ああ、有酸素運動でしょ」となってしまいますから再生されません。(そもそも薄すぎるので、動画内容としても問題がありますが……)
特に情報発信系のチャンネルでは、「再生すると、サムネイルを見た時点で抱いた疑問が解決される」ということを意識して、サムネイル・動画を作ることをおすすめします。