飲食店のPRや広報で意識すべきポイント5選!テレビに取材され集客評価が高いお店の特徴
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2022.07.31

飲食店のPRや広報で意識すべきポイント5選!テレビに取材され集客評価が高いお店の特徴

今回は飲食系(特に新規店舗や小型店舗)の広報活動やPR戦略に関して、他のジャンルのそれとは少し違うアプローチのポイントをご紹介をしていきます。

 

飲食店のPRや広報で意識すべきポイント3選

1.「広く浅いアプローチ」が有効

通常、広報PRというものは、「媒体のターゲティングをしっかり行い、狭く深いアプローチをする」のがセオリーです。それだけ、「興味を持ってもらうためのハードル」が高いのですね。しかし、「飲食ネタ」に関心を持ってくれるメディアはかなり多いです。なぜなら、「ネタとしてウケやすいから」です。

あなた自身も、例えばテレビをなんとなくザッピングしていて、「飲食ネタ」があれば一瞬チャンネルを変える手を止めるのではないでしょうか。話を戻しますが、飲食系の広報PRでは「プレリリース一斉配信サービス」をはじめとして、電話・郵送・ファックス・メールなど、様々な手段を使って、とにかく幅広くアプローチするのがポイントです。

そしてプレリリースを送り終わったら、基本的に「反応してきたメディアに対して、こちらも反応する」という方針でOK。最初から特定の媒体を決め打ちする必要はありません。ただ、「プレリリース・ネタの作り込み」は丁寧に行ってください「数撃てば当たる」ではいけませんので。

2:プレリリースは写真を多めに!

どの業界の企業でも、「文字ばかりのプレリリース」はウケません。適度の写真・図・表を利用して、「ビジュアル的に面白いプレリリース」を作るべきです。そして飲食系の広報PRでは、なおさら「ビジュアルメインのプレリリース」にすることが重要です。推したい料理・飲み物の写真はもちろん、店舗の外装・内装なども掲載しましょう。他にも思いつくものがあればなんでも載せます。また、写真は必ずカラーにしてください。ここでコストを惜しんではいけません。

3.「オープニングレセプション」をする

オープニングレセプション:お店の正式オープン日の前に、マスコミを招いて、料理や飲み物を無料提供するイベントこれに出席するメディアは、通常よりも高い割合で記事や番組で取り上げてくれますね。「モノで釣っているように思える」ということで抵抗感があるかもしれませんが、そこは割り切りましょう。また、オープニングレセプションをすると周囲から目立つため、正式なオープン日に向けて良い宣伝になることでしょう。

ちなみに、オープニングレセプションに飲食系の人気ブロガー・ユーチューバーなどを招待するのもおすすめです。「招待方法」は、「プレリリースに招待状をつける」という簡単なやり方で構いません。「参加される方はファックス、TEL、メールなどでお伝えください」というメッセージをつけておきましょう。

 

飲食店のPR広報では新商品やオープンイベントでテレビを狙え

4.テレビ取材も狙いましょう

先ほども触れたことにも繋がりますが、現実として「飲食ネタは視聴率がアップしやすい」という事実があります。ですから、「テレビ番組で取り上げられるなんて無理」と思い込まず、積極的にテレビ局にアプローチしましょう。特に地元のローカル番組であれば特集されやすいはずです。もちろん、そこからの全国進出も目指せますね。

5.(なければ)ランチ提供を始める

「取材を狙うためのテレビ番組の研究」をしている熱心なPR担当者であれば察していると思いますが、「夕方~夜しか営業していない飲食店」よりも、「ランチ提供をしている飲食店」のほうが圧倒的に多くテレビに登場しています。

理由の一つに、「そもそも夜に外食なんてほとんどしない」という主婦がたくさん視聴しているということがあります。「経営方針的にどうしても不可能」ということでなければ、ランチ提供も検討してみましょう。ちなみに、「夕方~夜よりもリーズナブルなランチメニューを提供している」というのも一つのウリになります


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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