モバイルファーストインデックス(MFI)とは?モバイルタイプの表示方法ごとに対策方法を解説
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2020.07.21

モバイルファーストインデックス(MFI)とは?モバイルタイプの表示方法ごとに対策方法を解説

引用画像_XMLサイトマップのイメージ画像

広報やプロモーションのキャンペーン構築に必要となるモバイル版のサイトタイプ、表示方法ごとにモバイルファーストインデックス(以降MFI)への対策を行う方法について学んでいきます。

また、その他の方法としてダイナミックサービングとセパレートでMFIに対策する方法についても学んでいきましょう。

モバイルファーストインデックス(MFI)のサイトタイプごとに対策は異なる

モバイルファーストインデックスでは、スマートフォンのユーザーエージェントを持ったクローラーがページをクロールして、インデックスに登録をします。

Google検索の検索結果ページには、インデックスされたコンテンツが表示されます。スマートフォンのユーザーエージェントを持ったクローラーに、どのようなコンテンツをクロールして、インデックスしてもらうかは、サイトタイプごとに対応方法が異なります。

■デスクトップ版コンテンツのみのモバイルファーストインデックス(MFI)の場合

デスクトップ版のサイトのみでモバイルフレンドリーの要件を満たしたモバイル版のコンテンツが存在しない場合、MFIに対する特別な対応は存在しません。デスクトップ版のコンテンツしかないからといってインデックスから削除されるわけではありません。引き続きデスクトップ版のコンテンツがインデックスされます。MFIとは異なる要件ですが、モバイルフレンドリーの要件を満たしていないコンテンツは、モバイル版のGoogle検索にて評価を下げてしまうために、モバイルフレンドリーの要件を満たしたコンテンツを用意するための検討は必要となります。

■レスポンシブWebデザインのモバイルファーストインデックス(MFI)の場合

デスクトップとモバイルで表示されるデザインは異なりますが、ユーザーは同じコンテンツを閲覧します。クローラーも同様で、デスクトップ版のクローラーとモバイル版のクローラーは同じコンテンツをクロールしてインデックスするために、MFIに対する特別な対応は存在しません。

■ダイナミックサービングとセパレートのモバイルファーストインデックス(MFI)の場合

ダイナミックサービングとセパレートでは、デスクトップ版とモバイル版で2つのコンテンツが存在するため、モバイル版のコンテンツが優先してインデックスされることになります。
MFIに備えるために、Googleが推奨する対応方法が必要となります。詳しくは下記で解説いたします。

■一部にダイナミックサービングが混在しているモバイルファーストインデックス(MFI)の場合

サイト内にレスポンシブWebデザインで表示するコンテンツとダイナミックサービングで表示するコンテンツが混在している場合には、ダイナミックサービングで表示するコンテンツに対して、MFIに備える対応を行うようにしましょう。

 

モバイル用コンテンツもGoogle推奨対策しよう

MFI以前まではデスクトップ向けとモバイル向けのページが存在した場合には、デスクトップ向けページがインデックスされていたため、モバイル向けページへの実装がおろそかになっているケースが見られました。

例えば、alt設定、構造化データによるマークアップ、metaデータなどが、デスクトップ向けページにしか実装されていない場合です。また、デスクトップ向けページにはテキストとして記載されている情報が、モバイル向けページではテキストとして記載されていないなど、コンテンツ内容に差分が発生していることもあります。

デスクトップ向けとモバイル向けで同じURLで展開するコンテンツでも、デスクトップやスマートフォンのそれぞれユーザーエージェントでコンテンツへアクセスした場合、ユーザーエージェントで表示するコンテンツを変更していることを示すVaryヘッダーの設定も必要となります。

Googleはモバイル向けページへの実装がおろそかなサイトはMFIへ切り替えないとしているため、Googleが推奨する対応方針に沿って対策する必要があります。

■モバイル版のコンテンツ内容をデスクトップ版に合わせる

モバイル版のコンテンツにおいても、デスクトップ版のコンテンツにテキストで記載された情報を記載する必要があります。デスクトップ版と比較してモバイル版のコンテンツに記載されている情報量が少ない場合には、デスクトップ版のコンテンツ内容に合わせるようにモバイル版のコンテンツを更新します。なお、モバイル版コンテンツにてデフォルトでは非表示対応していて、ユーザーがタップすることで展開する部分に記載されている情報も、ページにテキストとして含まれていたのならば、現状ではデフォルトで表示している部分と同じように評価されるようです。

■モバイル向けにも構造化データによるマークアップが必要

構造化データとは、簡単に言ってしまえば検索エンジンがインデックスを行う際に、コンテンツの意味を理解しやすくするためのものです。

あるコンテンツを構造化データとして実装するには、例えばある単語が「人物名」なのか「商品名」なのかを示すメタデータを、HTML上でマークアップします。また構造化データとしてマークアップした内容は、Google検索の検索結果にリッチリザルトなどで表示されたりもするために、SEOとしてはマークアップできるところは可能な限りマークアップすることが望ましいと言えます。

もし、デスクトップ向けコンテンツのみを構造化データでマークアップしている場合には、モバイル向けコンテンツも構造化データでのマークアップをしておく必要があります。マークアップができたら、「構造化データテストツール」(https://search.google.com/structured-data/testing-tool?hl=ja)でエラーをチェックしましょう。

■モバイル向けコンテンツにmetaデータを設定する

metaデータはモバイル版とデスクトップ版のどちらのコンテンツにも設定する必要があるものです。

MFIが登場する前は、デスクトップ向けコンテンツがインデックスされていたため、モバイル向けコンテンツにはmeta titleやmeta descriptionが設定されていないケースもあります。モバイル向けコンテンツのmeta titleやmeta descriptionを設定してあげないと、MFIへの準備が完了したとしても認識されません。Vary:User-Agentの記述も忘れずに対応しましょう。

 

まとめ 3つのタイプのモバイルファーストインデックス(MFI)をしっかり覚えよう

これまで、モバイル環境に対応したサイトの3つのタイプとMFIについて学んできました。そこで、実際にどのようにMFIへの対策をすればよいのかをここでは学びました。

また、ダイナミックサービングとセパレートで運用するサイトでMFIに備えるためには、Googleが推奨する対応方法が必要になるとしました。そこで、具体的にはどのような対応方法が必要となるのかについて学びました。