美容・健康サイトのSEO対策は超簡単!悩み解決や口コミ情報を活用する
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2020.06.02

美容・健康サイトのSEO対策は超簡単!悩み解決や口コミ情報を活用する

ここでは、美容情報サイトを例に解説していきたいと思います。

アイテムの種類が豊富でメーカーやシリーズとの組み合わせも大事なので、きめ細かい対応ができます。広報やプロモーションとの相性も抜群です。

SEO対策における美容情報サイトの注意点

① アイテムの種類は細かく分ける

美容情報サイトのサイトマップ&キーワードマップを作成してみると2階層に分かれるのですが、アイテムカテゴリの階層は、「メイクアップ」「ファンデーション」「リキッドファンデーション」など最大でも3階層で構築するといいでしょう。

ほかの分野も同様に、なるべく細かく、例えば化粧水の下に「美白化粧水」「乾燥肌用化粧水」「敏感肌用化粧水」「収れん化粧水」「拭き取り化粧水」などの階層を設けることをおすすめします。

ほかにも「ヘアケア」「ボディケア」「オーラルケア」「医薬品」「介護用品」「ダイエット用品」「健康食品」など美容・健康関連のアイテムはキーワードの種類が豊富です。美容・健康系はアイテムの種類も豊富なので、きっちり分類して対策したいですね。

② メーカーやシリーズとアイテムの組み合わせも有効

メーカーのキーワードは、メーカー単体よりも「メーカー+アイテム」が人気です。「資生堂 ファンデーション」(8100)、「ファンケル サプリ」(4400)などそのメーカーの主要アイテムとの検索が結構見られます。

また、主に化粧品メーカーではシリーズ名での検索も発生します。公式サイトが1位にヒットしますが、もし公式サイトでオンライン販売をしておらず、あなたのサイトがECサイトであれば、十分クリックされる機会はあります。

③ 悩みや症状の解決コンテンツを用意する

悩みや症状の対策はこの分野で非常に有効です。特に人に聞けないような恥ずかしい悩みは数万の人気度になります。美容であれば部位別に分類、例えば「肌の悩み」であれば、大人のニキビ、ニキビ跡、シミ、ほうれい線、目のくまなど女性の悩みがいろいろとありそうです。

健康サイトであれば症状ですね。「胃痛」ひとつをとっても、「食後 胃痛」「胃痛 吐き気」「空腹時 胃痛」「胃痛 みぞおち」などバリエーションは豊富です。階層化して細かく作ってもいいでしょう。ここで重要なのは悩みや症状ごとの派生語です。

「乾燥肌 対策」「便秘 解消」「ニキビ 予防」「腰痛 原因」など、それぞれ一緒に検索される言葉が異なります。さらに「背中の痛み 何科」など「何科」というのも症状によっては検索されています。この分野は信頼性が特に重要なのでコラムなどの解説ページを設ける場合には医師に依頼したり、監修を頼むなどユーザーの期待を裏切らない良質なコンテンツを目指しましょう。

これらは、ツールでしっかり調査して悩みや症状を解説するようなコンテンツを用意するのが有効です。

④ 検索系コンテンツはエリアカテゴリで対策する

美容・健康でエリアカテゴリが関係するのはネイルサロン、美容院、整体、病院などの検索系コンテンツですね。例えばネイルサロンなどの業態の下にエリアカテゴリを作って対策します。件数の多いような業態では路線・駅カテゴリも設けると有効でしょう。

まとめ 美容サイトではSEOと同時にクチコミも意識せよ

美容・健康は昔から薬事法の関係で広告表現の規制が厳しく、SEOが重要な分野です。特に検索されやすいお悩みや症状は非常に有効なキーワードです。また、商品の評判を調べる「口コミ」もこの分野では人気となります。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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