SEOについて正しい理解を持つこと_今のマーケッターに一番大切なこととは
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2020.04.19

SEOについて正しい理解を持つこと_今のマーケッターに一番大切なこととは

あるWeb担当者が「カフェの内装もひと通り完成し、明日から営業開始!

ただ、お店の場所が渋谷の外れのほうになってしまった。やっぱりインターネットで集客しないとなー。「SEO会社に依頼して、検索順位を上げてもらおう!」と考えていたとします。

この担当者は色々と勘違いをしているようです。
そもそもSEOとは何でしょうか?SEO会社とは何をするところですか? 検索順位を上げてくれる? そんなうまい話はありません。想像してみて下さい。

もし、お金を払うだけで「カフェ」という検索キーワードの順位を上げてくれるようなサービスがあったとしたら、どうなるでしょうか?「カフェ」で検索して表示されるサイトのうち、最もお金を多く払ったサイトが1位に表示されることになりますよね。

そうなると、お金を払えるサイトしかSEO対策ができなくなってしまいます。
そんなサイトしか表示されない検索エンジンなんて誰も使いませんよね。

 

SEOは検索順位を上げるためだけのものではない

SEOとは「検索エンジン最適化」というマーケティング手法であって、広告ではありません。検索エンジンの向こう側にいる訪問者のニーズに答える商材やサービスを用意し、使いやすいサイトにしていく最適化の方法です。

◆検索順位は簡単には変えることができない

Googleをはじめ、検索エンジン各社は検索結果を意図的に操作されないように、細心の注意を払い、そのために非常に大きなコストをかけています。

SEO会社が無理やり検索順位が上がるよう操作し、検索結果に影響を与えるようなことをしても、すぐにGoogleの知るところとなり、ペナルティを受けてしまいます。何故なら、検索結果はGoogleの商品だからです。

検索結果の操作は商品に毒を入れるようなものです。この行為が許されてしまうと、商品に対する信頼を失墜させることに繋がります。

◆検索エンジンは検索結果の「質」をとても重要視している

Googleは、質の高い検索結果を維持するために、検索順位をアルゴリズムによって決めています。

例えば、ページのコンテンツの新しさや、他のサイトからどのくらいリンクされているかなど、順位を決めるシグナルは200以上あるとされていますが、その内容は公開されていません。このため、何かひとつの対策をやっても、簡単に順位が上がるものではないのです。

 

SEOの本質は訪問者のニーズに応えるサイトを作り続けること

検索順位を決めるアルゴリズムも日々変化を遂げています。例えば昔は動的URLが認識されにくい、JavaScriptが認識されないなどの課題があり、その対策が必要でした。

最近は、検索エンジンの精度も上がり、ほとんど気にする必要がありません。また検索語句も、昔は「プリンタ」と「プリンター」を両方検索しなくてはなりませんでしたが、今では表記違いや語順などはほとんど意識する必要が無くなりました。RankBrainという機械学習のアルゴリズムも新しく追加されています。

このように、Googleの進化とともにアルゴリズムの内容や重要性も変化し続けるので、「順位を上げること」を目的とするのは困難なのです。結局SEOにとって重要なのは「訪問者のニーズ」を知って、良いサイトを長く作り続けていくこととなるのです。

 

まとめ ユーザーファーストを忘れない

SEOの目的とは、検索結果で上位に表示されることでしょうか?

まず、SEOとは何か、検索エンジンと検索順位について正しい理解を持ちましょう。大切なのは、訪問者の目的をしっかり把握して、良いサイトを長く作り続けることなのです。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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