人気の広報職に転職したい。いまだに花形の広報だけに、そうしたニーズはとどまるところを知りません。
広報職への転職を考えているなら、今のキャリアを生かせたほうが良いですよね。年収などの交渉も上手くいきます。
これまでの経験や実績を活かせる企業の広報へと転職することで、より良い待遇ややりがいが待っているでしょう。
そんな転職組から、注目を浴びているのも「広報職」です。
人気の高い広報のお仕事では、どのような経験を持つ人材が求められているのでしょうか? 広報としてのキャリアを役立てられる7つの職種をチェックしてみましょう。
広報職の転職にはキャリアを活かせ!意外な7つの職種とは?
●1 .マスコミ・新聞
広報の仕事は、主にメディアへ向けて行われます。
そのため、マスコミや新聞社で勤務した経験が、幅広い場面で生かされるでしょう。
特に、プレスリリースについては、どのような書き方が正解なのか、開きたくなるのか、読んだ人の心に響くのかを熟知しています。
「今の業界を離れ、即戦力として活躍したい!」というマスコミ関係、新聞社関係の方は、広報職を選んでみましょう。
社内広報の場合も、読まれる広報誌作りや、広報を通じての提案など、メディア経験者だからできることがたくさんあります。
●2. 編集・校正
「出版社や雑誌社など、編集や構成に携わっていた」
という人は、広報の仕事に適しています。広報では、文書を作成する機会が多いため、正しい日本語で表現できる人や、文章の作り方が上手い人、周囲が書いた文章を校正できる人は、能力を存分に発揮できるでしょう。
「表に立ったことがないから……」と躊躇しているケースも見られますが、広報に求められるのは、トーク力だけではありません。誠実さや真面目さを生かせる場面も多いため、憧れているならチャレンジしてみましょう。
3. 営業・接客・受付
営業や接客、受付など、人を相手に仕事をしている職種は、華やかな広報の仕事にぴったりです。人前で臆することなく話ができる、相手の目を見て会話ができる、人を不快にさせない言葉を選べる、など、やり直しができない会見の場などで、これまでの経験を生かせます。
営業や接客、受付の仕事を選んできた人は、そもそも人好きな性格の場合が多く、企業の好感度を上げるため、一役買ってくれるでしょう。これまでとは違う形で、会社のために笑顔を生かしたいなら、広報の仕事がおすすめです。
4. 秘書
礼儀作法が身についていたり、語学が堪能だったりする秘書の仕事。
スケジュール管理もうまく、するべきことを見抜き、てきぱきとこなすことができます。
そんな秘書の方の転職先として、広報はベストな職場です。
経営者の接遇に慣れているため、目上の人に適した言葉遣いができること、喜んでもらえる提案ができることなど、秘書時代の経験を余すことなく役立てられるでしょう。
相手のことを最優先に考えられる秘書経験者だからこそ、読みやすい広報誌や心地よい空間を提供できます。秘書からのキャリアチェンジ先を探しているなら、広報職を選択肢に加えてみませんか?
5. 司会・アナウンサー
広報の仕事は、人前で話す機会が多い仕事です。
そのため、司会やアナウンサーの経験者は、多くの企業が欲しがる人材です。
素晴らしいアイデアを提案していても、声が小さかったり、聞き取りにくい話し方だったりでは、相手へ思いを100%伝えることができません。相手に合わせて、臨機応変に会話を組み立てられる、相手を不快にさせない話し方ができる司会、アナウンサー経験者は、広報の仕事で腕を生かしてみましょう。
6. デザイナー・イラストレーター
広報の仕事では、幅広い資料作りを任されるケースがあります。
そのため、デザイナーやイラストレーターの経験があれば、パソコンソフトを使いこなせる、目を引くデザインの資料が作れるなど、戦力になれるでしょう。
今の仕事と比べると、異業種に思える広報職ですが、仕事がうまくいったときのやりがいは格別です。
「裏方として働くのではなく、自分のアイデアをどんどん表に出したい!」
と考えている方は、広報という働き方も検討してみましょう。
7. カウンセラー・心理士
意外かもしれませんが、カウンセラーや心理士なども、広報に向いている仕事です。相手の気持ちを読み解くことが得意なカウンセラー、心理士の仕事の人は、相手が何を考えているのかを見抜き、最適な提案を行えます。
プレスリリース作り、マスコミ会見などでも、どのような表現で伝えたら、相手の心に届くのかを知っています。物腰のやわらかい、カウンセラー、心理士経験者がオフィスにいることで、職場の雰囲気も良くなるでしょう。
「まったく違う仕事だから……」
と諦めることなく、興味があるなら転職先の候補に入れて良い職種です。
*参考リンク:広報職なら絶対押さえるべき!プレスリリースの必須スキルを高速で磨く12のコツ
広報職に転職すればさらなるキャリアアップも可能 まとめ
広報職と相性が良いキャリア。
納得なものから意外な職種まで、さまざまな仕事がありました。
もちろん、今回紹介した仕事以外だけでなく、
「広報の仕事で輝きたい!」という強い思いがあれば、採用担当者へきっと伝わります。
思いを伝えるためにも、広報職で有利に使える資格などを取得しながら、転職を目指してくださいね。
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◎この記事を書いた人:上岡正明
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MBA(多摩大学院経営情報工学修了)
一般社団法人日本脳科学認知協会 理事、一般社団法人小児発達心理学学会 理事
株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役
27歳でPR戦略、新事業開発のコンサルティング会社を設立。現在まで約20年間、実業家として3社のグループ会社を経営。
これまで、三井物産、SONY、三菱鉛筆など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。また、大学院にてMBA(情報工学)修了。海外大学外部機関にて認知脳科学と神経心理学を研究、東京都公社や全国の大学で講演。それらは常に人気を博し、2ヶ月先まで予約が取れないこともある。
また、日本を代表するテレビ放送作家、脚本家としても活躍。「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「ワールドビジネスサテライト」「タモリのスーパーボキャブラ天国」など人気番組、脚本家として日本テレビ系列のドラマ「ストーリーランド」を手掛ける。ビジネス作家としてはダイヤモンド社、朝日新聞出版社、総合法令出版、アスコムなどから8冊の著書を上梓。中国、台湾で翻訳本が出版され、シリーズ累計55万部。所属学会として日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、一般社団法人日本脳科学認知学会、一般社団法人小児発達心理学学会などがある。
【この記事を執筆した上岡正明の主なメディア露出実績(外部リンク)】
・上岡正明が特集された東洋経済オンラインの記事
・6000万人にクチコミを広げた事例を紹介する朝日新聞メディアの記事
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・上岡正明の週刊ダイヤモンドの記事一覧
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