絶対に知っておくべき広報担当者のNGワード・表現6選
コラム
女性視点×PR
2020.01.09

絶対に知っておくべき広報担当者のNGワード・表現6選

引用画像_広報コンサルタント

シンプルだけと大切なテーマですよね。
さっそく学んでいきましょう。

 

広報担当者が覚えるべきNGワード6選

○1:取材をお願いします

「取材をしてほしい」ことは相手も分かっています。
ですから、あえて言わないほうが無難です。言えば、がっついているように思われる恐れがありますよ。

・これが一番の魅力です
・これが要点です
・業界初のことです
・我が社独自の技術です

など、自然に取材へと誘導できるような事を言いましょう。

○2:公表不可となっています

判明していても、具体的な数値や情報が出せないという事が少なくありませんよね。
例えば上場していない会社の場合は、ほとんどのケースで売上高などは明かしません。

ですが、メディア関係者に対して
「公表できません」とだけ言ってしまうと角が立つかもしれません。
「知っているけど言いません」と伝えているのと同義ですからね。
それに、主に経済新聞・経済誌に多いですが「数値データが取れない企業の取材はしない」という方針のところが多いです。

ですから、妥協点を見つけましょう。
一番いいのは、「現在は公表できませんが、公表可能になったらまず○○様に報告します」と言うことです。
これならむしろイメージが良くなりますよね。
(ただし、色々なところでこれを言うのはいけません。とにかくウソはNG)

また、広報担当として「公表OKの数字」「公表NGの数字」を厳密に把握しておく必要もあります。
例えば「具体的な売上高はNGでも、前年との比率ならOK」という場合もあり得ます。
そうした場合は、きちんと情報開示の基準とその理由を説明しましょう。

○3:競合は存在しません

「競合他社はいません」などと言えば、いかにも「独自性をアピールできるし、効果が大きい」と感じられますよね。

実際にそう思ってくれるメディアもないわけではありませんが、特に大手メディアの場合は「競合がいない→題材・切り口で話題に出せる企業・商品がない→ニーズがなくて記事にできないのでは?」と判断する可能性が高いです。

しかし「本当に競合がいない……」というケースもありますよね。そのようなときは、競合を生み出しましょう。

例えば、「リッチな娯楽商品」と広く捉えることのできる商品・サービスの場合は、同じく「富裕層向けの娯楽商品」であれば、全て競合扱いすることが可能です。

○4:我が社をご存じでしょうか

我が社のことを知っていますか。
これは「もし把握していれば会社自体の説明を省略できる」という、善意で言うのだと思います。

ですが、もし知らなければ
「申し訳ないのですが、存じ上げておりません……」などと相手に謝らせる事になってしまいます。
また、「俺が実力のある記者がどうか探りを入れているのか?」と思われてしまう恐れも。

いずれにせよ初手で暗い雰囲気にしてしまう可能性があるので言わないほうが無難です。
そもそも大企業でもない限りは、「まず知られていない」と考えて、はじめに自社のことを簡単に説明するのが普通です。

○5:ヨソでも取り上げられた事があります

この発言をプラスに受け取るメディア関係者はほぼ存在しません。
なぜなら、「他で取り上げられた事がある=新鮮なネタではない」と判断するからです。
メディアに対して配布する資料などに、履歴書のように「メディア掲載歴」を書く広報が少なくありませんが、やめましょう。

特に「テレビ関係者に、テレビ番組で取り上げられたと話す」「新聞記者に、新聞記事に~」など、「同種の媒体で採用されています!」と言ってしまえばその時点でアウトです。

ただ、相手から質問される可能性はあります。その際は、素直に「先月、夕方のローカル番組に取り上げられました」と答えてください。
ですが、「今回は視点が異なります」「あのときとは状況が激変しています」などと、記者の興味を引ける言葉を織り交ぜましょう。

○6:掲載していただけるならどこでも構いません

言うまでもありませんが、「どこでも良いです」も厳禁です。
「ロクに勉強していないから、そう言っているんだな」と思われてしまう恐れがあります。

また、「どれに載りたいですか?」と問われて、「どこでもいいです」と返答したら、怒らせるに決まっていますよね。

○7:御社の田中様と親しくしております

「実は、田中編集長さんと仲が良いんですよね~」と、空気を良くしたい、信頼されたい、気軽に接してもらいたいという気持ちで言う人が少なくありません。

ですが、それが相手の上司だとしたらプレッシャーを与えてしまう恐れがあります。
また、仲の悪い記者の名前を出せば、相手の機嫌が悪くなる可能性も。その人づての直接の紹介でもない限り、この発言をすることに大した意味はないのでやめておきましょう。

*関連リンク:掲載を戦略的に早める技術すべて!

 

補足:あとは細かな表現に注意

「記者ハンドブック」という非常に有名な広報関係者・メディア関係者向けの本があります。
いわゆる「新聞用語」の規則が網羅された書籍ですので、必ず内容を覚えましょう。
一般的な「現代文対策」「小説の書き方」などのルールとは、少し異なる部分があるので注意が必要です。

もちろん「記者ハンドブックに従わないと絶対にアウト」ということではありません(この本を読んでいないメディア関係者もいるかもしれませんし)。

ですが、ファクトブックなどで滅茶苦茶な文章を書いて「そもそも新聞の事を何も理解していないではないか」などと思われてしまっては致命傷ですよね。
少なくとも、デスクに一冊は置いておいても損はしませんよ。