地方創生PRは逆張りPRで観光誘致!?
コラム
経営戦略×PR
2018.12.26

地方創生PRは逆張りPRで観光誘致!?

各地の観光名所で、桜も開花し始めていますね。

観光名所といえば、2015年頃から多くの地方自治体がシティプロモーションを展開し始めています。
・宮城県観光PR動画(壇蜜さん出演)
・岡山県 晴れらんまん 岡山の旅
等が個人的にはとても印象に残っています。

最近では、撮影のコマ数を少なくして
早送りをしているかの様な映像を展開する”タイムラプス”という技術を駆使して
撮影されている動画が人気を集めています。

PRマンとして、これらの動画達は完成度が高く思わず見入ってしまう
コンテンツではあるのですが、探してみると実はほぼ47都道府県全てが
動画をyoutube等の動画サイトでUPしています。

生活者視点で見ると観光動画ブームが来ている!と、とても良く楽しい流れが出来ているのですが
PRマンとしてみると、話題性に乗っかった後追い地方が多数!と見受けられます。
観光動画などのPRは擦られ過ぎていて、もう普通!になって来ていると思います。

こんな時こそ、私ならグルメ・観光地・文化に焦点を当てた
プレスツアーやメディアキャラバンにリソースを注ぎます。
なぜなら、純粋なPRでのメディア露出はプロモーションをするうえで案外”穴”になっているからです。

多数がAという手法でアプローチをするなら
自分はBという手法でアプローチを行う、
株等の投資で例えるなら、大多数が取っている手法Aはすでに最高値になっている銘柄の様なモノ
常に逆に徹する事で時代の半歩先を行け、ブームを作る側のポジションになれるのではないでしょうか?


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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