ASEAN各国に進出 アシックス、マラソン大会協賛
PRトレンド
ブランド要素の強化を目的とした事例
2018.12.21

ASEAN各国に進出 アシックス、マラソン大会協賛

スポーツ用品業界の市場規模は1兆3000億円程度で、中長期的には拡大が続いている。

他業界と比べて比較的好調の理由は消費者の間で高まっている「健康志向」の影響が考えられる。

そこで、アシックスは、アジア地域では、中国、香港、台湾、韓国、インドの他シンガポール、フィリピン、タイ、マレーシアなどASEAN各国に進出。

ターゲットはマラソンに参加する中産階級以上で、かつ肥満や健康に対して意識が高い人々。

マラソンに参加する主な階層は、中産階級以上で健康に対して意識の高い人。

マラソン大会には必ずフルマラソンだけではなく、10kmやハーフマラソンが併催される。

フルマラソンを走るトップランナーだけではなく、健康のために時々走る人、ウォーキングをする人もターゲットに含まれている。

テレビCM、雑誌媒体への広告出稿をすることで認知度を高めた。

近年メディア戦略の中心となっているのが、各国共通で実施しているマラソン大会への協賛。

現地の大規模なマラソン大会に協賛することで、ブランド認知の拡大を図る。

また、マラソン参加者全員や完走者には限定で競技用Tシャツを、関係者やボランティアにはシューズなどの商品を提供。

PRのポイント
現地の大規模なマラソン大会に協賛することで、ブランドの認知力が高まる。また、ターゲットである中産階級の人々に認知されやすい。

執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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