日本で初の試み タカラトミーの『ワークライフバランス課』
PRトレンド
ブランド要素の強化を目的とした事例
2019.01.23

日本で初の試み タカラトミーの『ワークライフバランス課』

「こどもたちに夢を与えるおもちゃ会社の社員こそがいきいきと働くために」

と、経営戦略としてのWLB(ワークライフバランス)を推進。これは、日本で初の試み。
ワークライフバランス課2011年に創設し、オフィシャルな取り組みであることを明らかにした。選任部署を発足したことで、本気で進める意気込みをアピールしました。

 

主な取り組みとは

●在宅勤務制度の導入と拡大

育児休業復帰者を対象に週1回のトライアルを3ヶ月間おこなう。
端末にはデータを一切残さないシンクライアント端末を利用。
→高いセキュリティーレベルを実現も。

その結果、実務効率向上、通勤時間短縮による心身の負担軽減するなどの利点がありました。

それを受けて、自宅でリラックスしているときにアイデアが浮かぶことが多いため、育児や介護の時間創出とプラス。
創造性を高めるのにも有効な制度ととらえる育児介護に携わる社員だけでなく、企画業務に従事する社員も対象にすることを決定し、2012年から本格導入し始めました。

●モバイルワークにも積極的

2011年4月にアメリカのおもちゃ・乳児用製品会社であるRC2コーポレーションを買収など社員の海外出張が増えたことから、スマートフォンやタブレット端末を導入しました。

●今後、社内のフリーアドレス化とシンクライアント端末の導入を進め固定席を削減

オープンな環境(自由な発想をサポート)、オフィス間を自由に移動して自席と同じように働けるオフィス環境。

在宅勤務、モバイル勤務、オフィス改革を組み合わせることで、柔軟に働き創造性を高める環境の創設を目指しています。

PRのポイント
世界No.1のおもちゃ会社を目指すと理想高く宣言し、新たな時代の企業の手本となるべく、勇気ある大胆な改革に乗り出したこと。

執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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