今回は代表取締役の佐藤正社長と取締役兼マーケティング責任者の槇千亜紀様にお話をおうかがいします。
まず、どのようなサービスを提供しているのでしょうか。
- 佐藤様:
- 社員やアルバイトスタッフの働き方や働きやすさを支援するクラウドツール【Performance Plus(パフォーマンス プラス)】を提供しています。
東京都の“革新的サービス奨励賞”も受賞されたそうですね。
- 佐藤様:
- はい。とても自信につながりましたね。ああ、自分たちのやっていることは間違っていない。社会に必要とされているんだと。
開発にいたった経緯をお聞かせください。
- 槇様 :
- 弊社代表の佐藤は米国ウォルト・ディズニー社で採用され、日本でアジア地域を統括するIT部門長として働いていました。そのキャリアを活かして、日本の働く環境を向上させたいと願っていたんです。
コミュニケーションツールのパフォーマンスプラスはそうしたバックボーンから、会社とスタッフの信頼や絆を深めて、職場を育成するという価値観のもとに開発されました。
人手不足は深刻な問題ですからね。現場の悩みを解決する最適なサービスだと思います。
そんななか、PR広報に力を入れようと思ったきっかけはなんでしょうか。
そんななか、PR広報に力を入れようと思ったきっかけはなんでしょうか。
- 佐藤様:
- 商材としては自信がありました。あと、うちに足りないものはなにかと考えたとき、「ああ、PRの力だな」と考えたのです。とくに発信力は必要です。もっと世の中に広く伝えたい。けれど、なかなか伝える術がない……。広告ではなく、広く利用シーンや可能性を感じていただきたい……。そう思っていたとき、槇と相談して決めたのがPR広報のコンサルティングだったんです。
フロンティアコンサルティングのPR広報のワンストップサービスは、
どのような流れで進んでいったのでしょうか。
どのような流れで進んでいったのでしょうか。
- 槇様 :
- はじめは、代表の上岡さまと担当コンサルタントの森さんと綿密にコミュニケーションを取り、情報開発をおこなうところからはじめました。具体的にはどのような機能性や利便性、あるいは社会貢献性が弊社のヴィジョンと一致しているのか。そして、どのような文章で表現するのか。さらには、それをどうプレスリリースやテレビ局向けのプレスブック(メディアに配布する資料)に落とし込むか、といったところです。
- 佐藤様:
- とくに御社代表の上岡さまのおかげで、弊社のサービス概念のコミュニケーション・キーワードを、社会的意義とともに明文化できたのもよかったですね。
PRコンサルタントの動きはどうでしたか。
- 槇様 :
- コンサルタントの森さんの動きは、ほんとうに素晴らしいと思います。
具体的にはどのような点が良かったでしょうか?
- 槇様 :
- 具体的には、つぎの3点ですかね。
- もう、この3つにつきます。
PR会社って、結果ももちろんゴールですが、それ以上にプロセスも大切だと思うんです。
とくに広報って正解がないんですよね。だから時間がたつほどに、不安になるものだと思います。不安は避けられない副産物なんです。「この情報で間違いないか」「ほかに良いキャッチコピーがあるんじゃないか」「メディアは受けいれてくれるか」って。
現場担当の槇様らしいご意見ですね。
- 槇様 :
- 不安や困難があったとき、一緒になって考え、メディアの動きをタイムリーに教えてくれる森様は、ほんとうに心強いパートナーという感じでした。
じっさい忙しくて、一緒にテレビ局にまわれなくても、森さんをとおして状況がわかる。たとえば、お台場のテレビ局を出たらすぐ、ディレクターのリアクションを携帯電話でダイレクトに報告してくれるんです。だから、企画をきちんと持っていってもらっている、と実感がありました。しっかり活動されているという実感です。
経営者の佐藤様は、弊社の良さや強みをどのように感じられましたか。
- 佐藤様:
- わたしは現場を槇に任せているので、経営者として感じたところを話します。まず、上岡社長を中心に、御社のスタッフは本当に損得なく、クライアントに寄り添ってくれると感じました。
広報戦略とまったく関係ない事業戦略やクラウドファンディングについて相談ができたりと、PRの枠を超えて意見を求めることもできました。
また、それはコンサルタントスタッフの森さまにもいえることでした。ホスピタリティが高く、親身になってくれると思います。当時は苦労が多いステージだっただけに、とても嬉しかったですね。
- 槇様 :
- そうそう、日経新聞に露出したあと、担当者が部署移動してしまったんですが、新担当にまたコンタクトできるようにアレンジしてくれたりもしてくれました。そこで関係が終わらないように、気を配ってくれたんです。
コンサルティングの成果は具体的に感じられましたか。
- 佐藤様:
- サービスの付加価値も上がり、売上にもつながっていると思います。もちろん、PRはあくまで第三者の目線です。成果として実数字にどう反映されているかは、なかなか経営値として見えてきません。
それでも、営業ツールとして使ったり、紹介先で実績を話したりできます。信頼はお金では買えない未来まで使える価値ですから。
在京キー局のテレビ番組にも露出したそうですね。
- 槇様 :
- 【プライムニュース】というフジテレビの報道番組です。「メディアをヒヤリングした結果、外国人を対象とした社会背景が高まっている。だから、外国人スタッフの入社処理システムとしてニュースリリースしましょう」。そう森さんがおっしゃってくれたんです。最初は半信半疑だったのですが、それに特化した情報開発したとたんフジテレビが取材を申し込んでくれました。
弊社では毎週月曜日にテレビ局のメディアヒヤリング結果や、新聞社がいまどんな素材を求めているかを共有する全社会議を開いています。その機能が有効に働いたんだと思います。
- 槇様 :
- コンサルタントの森さんは取材先の会社にも一緒に出向いてくれて、打ち合わせをしてくれました。報道番組だったので取材は深夜でしたが、そこにも同席してくれて感動しました。あ、そのあと無事帰れたのでしょうか?
ファミレスに朝までいた、と聞いています。翌日はとうぜん休みにしたのでだいじょうぶですよ。
ところで、テレビ取材を決めた最大の要因はなんだったのでしょうか。
ところで、テレビ取材を決めた最大の要因はなんだったのでしょうか。
- 槇様 :
- じつは、取材を受けてくださる企業様を見つけるのに苦労していたんです。それで、もうだめかなと思って落ち込んでいました。すると森さんから電話がかかってきて、「このチャンスを逃したら、二度ときません」「最後までやりきりましょう」と励ましてくれました。
それを聞いた代表の佐藤も、本気になりました。諦めず、ほかのクライアントに協力を求め続けてくれたんです。最後は、まさに一緒にチームで作りあげてゴールした、やりきった、という感じでしたね。
最後に代表の佐藤社長からも、お願いいたします。
- 佐藤様:
- クライアントの希望以上のことを、フロンティアコンサルティングさんは応えてくれています。見えないものほど『見えづらい』ので、PRでわかりやすく可視化していくことが大切だと思います。そこに成功している企業が、伸びていく。最近はそう感じるようになりました。そして、PRがそれを支えているのだと。
また、これまではどの媒体に出そうか、とそればかり考えていたのが、いまは『どう伝えていけば、人々の心を動かせるのか』と考えるように変わりました
これも、フロンティアコンサルティングさんの影響ですね。じょじょに経営がPRやブランディングと一体化していった証だと思います。
まとめとして。
PRの仕事は、いままでの発想とまったく違う着眼点が求められます。
失敗を恐れないクリエイティブで、積極的な姿勢も必要です。
アルカディア・イーエックスさまではいま、事業計画とPRがひとつになって連動しはじめています。新しいプロジェクトもスタートし、そのエンジンにPRが核となれるとうれしいですね。本日はありがとうございました。
今回のPR戦略コンサルティングの具体的な成果
PR戦略の企画開発、広報スケジュールの策定、プレスリリース作成やブランディング強化のための情報クリエイティブをおこなう。PR事例の創出のために導入先への説明資料作成の支援もおこなう。メディアコミュニケーションでは全東京キー局のテレビ局をすべてまわり、フジテレビのニュース番組を誘致。そのほか、日本経済新聞、産経新聞、IT系のウェブメディアに情報連鎖する。
弊社社員のナマ声
アルカディア・イーエックスさまのPRでは、きめ細やかなレスポンスと、情報を逐一ご報告することを心がけました。PR広報は正解のないピースをひとつひとつ積み重ねていく、ゴールのない作業に似ています。なので、一緒にテレビ局や新聞社をまわっているわけではない場合、とくに広報担当の槇様がとても不安になると思うんです。
そうしたとき、新聞社で言われたとことビルを出たらすぐに報告する。テレビ局スタッフの反応を、報道のスタッフルームからすぐに連絡する。こうした活動が、クライアントさまの信頼を得る唯一の活動と考えています。
今回は無事、新聞やテレビに露出しました。つぎもこうなるとは限りませんが、同じように、誠心誠意をモットーにご貢献できたと考えています。
PR事業部マネージャー
森朋子
PROFILE
大学・専門学校の企業広報からPRプランナーに華麗に転身。寝る前には必ず晩酌をするというお酒好き。最近はファスティングにこっています。ただ仕事においては、信頼とレスポンスの素早さを第一に考えて、クライアントに誠心誠意尽くします。
過去の担当事例:
聖心美容外科花王
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