ユーチューブ投稿動画のジャンルは狭いほうがいい!その理由は?
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2022.04.25

ユーチューブ投稿動画のジャンルは狭いほうがいい!その理由は?

YOUTUBE ジャンル

本記事のタイトルをご覧になって、例えば「大丈夫。美容ジャンルの動画しか出さないから」などと考えた方もいるかもしれませんね。ですが、「美容」というのはまだまだジャンルとして広すぎます。

どれくらいジャンルを絞るべき?

「美容」というジャンルで言えば一例として、

・30代女性が落ち着いたメイクをするためのアイテム紹介

・10~20代女性のためのヘアスタイル

・40代女性が無理なく若々しく見せるための化粧の仕方

くらいまでは絞りたいところです。そう聞くと「美容に興味がある人を大量に取りこぼすのでは?」と感じるかもしれません。しかし、ちゃんとターゲティングしたほうが結果的にはチャンネルが伸びやすくなります。

 

架空のユーチューブチャンネルを比べてみましょう

チャンネルA:美容に関する様々な動画を出しているチャンネル

チャンネルB:30代女性に向けたメイク方法だけを紹介しているチャンネル

チャンネルAとチャンネルBがどのように伸びていくか比較してみますね。

チャンネルA:「美容」というざっくりした括りですから、メイク、ダイエット、サプリメント、ヘアスタイル……など多種多様な動画を出しています。ですが、メイクについて知りたい人はメイクに特化したチャンネル、サプリメントについて学びたい人はサプリメントに特化したチャンネル……というふうに視聴者を取られてしまいます。そのため意外なほどにチャンネルが伸びません。このやり方で伸ばすとしたら、「動画出演者本人」に強烈なキャラクター性が求められますが、もちろん簡単な話ではありません。

チャンネルB:「30代女性に向けたメイク方法」を扱っているチャンネルですから、「30代女性でメイクについて知りたい人」がファンとしてつきやすいです。そのため地道に運営していると、「あ、意外と伸びる……」となる可能性が高いです。しかも動画出演者本人にキャラクター性は求められませんし、やり方次第では顔出し・声出しもいりません。

 

ユーチューブのアルゴリズム的にもジャンルは絞るべき

ユーチューブの親会社であるグーグルはガイドラインにおいて「EAT」という考え方を掲げています。

Expertise(専門性)

Authoritativeness(権威性)

Trustworthiness(信頼性)

の頭文字をとったものですね。あくまでグーグルの考え方ですが、ユーチューブアルゴリズムにも反映されていると思われますユーチューバー的に重要なのは特に「専門性」です。簡単に言えば、やはり「ジャンルを絞って専門性を高めたほうが、ユーチューブアルゴリズムに高く評価されやすくなる」ということですね。具体的にはジャンルが広すぎると「インプレッションがクリックされる割合」が低くなりやすいです。

インプレッション:「視聴者の画面」に動画のサムネイルが表示されることジャンルを狭くしておかないと、「この動画は観たいけれど、あの動画は観たくない」ということが発生しやすくなりますから、インプレッションがクリックされる割合は下がりますよね。これをユーチューブアルゴリズム側の視点で見ると、「サムネイルが出ても、あまり再生されない動画である。つまり価値の低い動画なのだ」という事になりますから評価が落ちても仕方がありませんよね。あまりピンとこない方もいるかもしれませんが、逆の「サムネイルに表示されたときに再生されやすい!他の視聴者にもどんどんおすすめしないと!」という流れであれば分かりやすいのではないでしょうか。

 

ジャンルは後から広げましょう

もちろん「永遠に特定のジャンルを扱い続けましょう」というわけではありません。チャンネルの人気が出てきたらジャンルを広げてみても構いません。例えば、「30代女性に向けたメイク方法」を扱うチャンネルだったのだとしたら、「40代~」「50代~」向けのメイク方法の動画を増やしてもいいかもしれません。また、「30代」を軸にして、「30代女性に向けたスキンケア方法」などと広げていくという選択肢もあります。あなた自身が日々リサーチして広げ方を考えることももちろん必要ですが、コメント欄にも注目しましょう。

一例として、「メイクのやり方は分かるんですけど、顔が大きくて……」のようなコメントを複数見かけるのであれば、「メイク方法+小顔ケア」のチャンネルにしてみるのもいいかもしれません。逆に「30代女性に向けたメイク方法」だったものが、「ゲーム実況」などにも手を出してもほぼ間違いなく失敗します。ちなみに通販サイトの「Amazon」も最初は本を届けることに特化したサイトだったそうです。現在でも「商品を届ける」という軸はブレていませんよね。

「ジャンル広げ」は比較的楽な気持ちで行って構いませんそもそもの「ジャンル選び」を雑に行うのは厳禁ですが、「ジャンル広げ」は勝算があれば積極的にチャレンジして構いません。なぜなら、ジャンル広げをしようと考えるような段階で相当数のファンがついていて、それなりの再生数が見込めるからです。また、あくまで「広げるだけ」であり、元のジャンルの動画を投稿しなくなるわけではありませんよね。言ってみれば「ダメだったらすぐに撤退すればいいだけ」です。ただし、「ダメだった新ジャンル」に固執してそのジャンルの動画を出し続けると、「チャンネル登録者のうち、再生してくれる人の割合」が下がり、ユーチューブからの評価が下がります。また、最悪の場合チャンネル登録者数が減り始めます。