チャンネル登録者数と再生回数の最適なバランスは?YouTubeチャンネルの回転数を考える
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2022.07.26

チャンネル登録者数と再生回数の最適なバランスは?YouTubeチャンネルの回転数を考える

YouTube(ユーチューブ)の回転数を意識したことありますか?

動画を頻繁に観ている人であれば「チャンネル登録数が多い割に、再生回数が低いチャンネル」もあれば、その逆の「チャンネル登録者数が少ないのに、やたらと再生されているチャンネル」があることをご存じのはずです。

そこでここでは、「チャンネル登録者数と再生回数の比率別の、YouTubeチャンネルの特徴」を紹介していきます。これからユーチューバーになるための参考にしていただければ幸いです。ただ、もちろん「比率」はあくまで目安ですのでご了承ください。

 

登録者数と再生回数の割合が100:10のチャンネルの特徴と対策

チャンネル登録者数が10万人を超えているのに、最近の動画の再生回数が1000回程度。登録者数100万人以上なのに再生回数は2~3万回。こういったチャンネルは少なくありません。

前者については「特定の動画だけ異様にバズっただけ」であるケースが多いです。そして、後者までいくと「2010~2015年くらいまではYouTubeで天下を取っていたが、時代についていけず人気が落ち込んだ」という可能性が高いですね。

ちなみにここまで人気が落ち込むとなると、少なからず「炎上」が絡んでいる場合が少なくありません。

あとは極めて稀だとは思われますが、「チャンネル登録者数を業者から買ったものの、再生回数は伴わない」というパターン。「『再生回数が多い順』で並べてみても、どの動画も再生回数が低い」というのであれば少し疑わしいです。いずれにせよ、こういった数字のチャンネルから学ぶべきことは率直に言ってありません。

 

登録者数と再生回数の割合が100:50のチャンネルの特徴と対策

つまり、「登録者数の半分以上の再生回数があるチャンネル」ですね。こういったチャンネルは今後も伸び続けることが予想されます。

これは、実は「チャンネル登録をしている人のうち、半分が再生している」というわけではありません。「チャンネル登録をしていない人」も多く視聴しているからこそ、「登録者数:再生回数=100:50~70」になっている場合が大半です。

特に有名ユーチューバー、もしくは芸能人が運営しているわけではないチャンネル。言い換えれば「チャンネル運営者自体が人気になっているわけではないチャンネル」がこの数値を達成している場合は、「投稿動画の内容」に需要があると考えるべきです。

これからユーチューバーになる皆さんは、ジャンル選びの際の参考にしましょう。

 

登録者数と再生回数の割合が100:20前後のチャンネルの特徴と対策

運営に苦戦しているYouTubeチャンネルです。「登録者数:再生回数=100:1~10」といった極端なチャンネルとは違い、反面教師と参考になります。

ただし例外的に「チャンネル登録者数百万人のチャンネルが、一度落ちぶれてから、復活してきた」という可能性もあり、そういったチャンネルは良い意味で参考になります。

やはり元々は人気があったチャンネルですから、リサーチ力・適応力などが高い場合が多いです。あなたがユーチューバーになる際のジャンル決めの参考になるかもしれません。

 

登録者数と再生回数の割合が100:75以上のチャンネルの特徴と対策

登録者数に対して75パーセント以上の再生回数があるチャンネルです。

基本的には「ノリに乗っているチャンネル」ですからジャンル選びのヒントになる可能性が高いです。ですが、ここまで再生回数の比率が高いとなると「斬新なジャンルが運よく当たっただけ」という場合もあります。

それを確かめるためにも、「似たようなジャンルで人気が出ているYouTubeチャンネル」の有無を必ず調べておきましょう。無いのであれば、あなたが挑戦しても失敗するかもしれません。それから「炎上系」のチャンネルです。特にいわゆる「もの申す系(他者や世間を糾弾するような動画)」のチャンネルの場合、「品性的に登録はしたくないけれど、動画は観ておきたい」という人が多くなり、一時的に「再生回数>登録者数」になるケースさえあります。

ただ、それもほとんどは一過性ですから「もの申す系」に手を出すのはおすすめしません。もちろんもの申す系の人気ユーチューバーもいますが、一般的に「炎上系」に分類されるチャンネルには動画広告収入が低くなりやすいというデメリットもあります。

また、今のところもの申す系で広告収入を得ているユーチューバーもいますが、ユーチューブ側もどんどん「攻撃的な動画」に対する取り締まりを厳しくしていますから、今後収益化ができなくなってもおかしくありません。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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