PESOモデルとは?マーケッターや広報担当者が知っておくべき意味やポイントを解説
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2020.05.26

PESOモデルとは?マーケッターや広報担当者が知っておくべき意味やポイントを解説

メディアの種類と特徴

PESOモデルとは?

「採用活動をより良いものにするためのマーケティングや広報活動」のことを「採用マーケティング」あるいは「採用広報」と言います。
そして近年、採用におけるPR・広報において利用されるメディアのことを「PESOモデル」というケースが増えてきました。

P=PaidMedia(ペイドメディア)
E=EarnedMedia(アーンドメディア)
O=OwnedMedia(オウンドメディア)
S=SharedMedia(シェアドメディア)

です。それぞれについて解説していきましょう。

*関連リンク:メディアの種類について詳しく知るにはこちら!メディアの種類別特徴を解説したよ

 

PESOモデルにおける4種類のメディアの特徴や使い方

◆1:ペイドメディア

主なペイドメディア:求人広告、求人サイト

「企業がお金を出して広報を行うメディア」のことをペイドメディアと言います。
※ここで言う「お金を出す」とは、「広報をするために人件費がかける」というニュアンスではありません。「広告料や掲載費がかかる」という意味です

例えば「○○学部の学生向けの求人サイト」「転職者向けの求人サイト」など、ある程度ターゲットを絞ってメディアをチョイスすることができます。
求人サイトを見るような人はそもそも就職・転職したがっていますし、メディアを選ぶこともできますから、とんとん拍子で採用まで進む事も少なくありません。

ですが、広告料や掲載費は安いものではありません。掲載期限などがある可能性が高いです。ですから、「求人サイトさえ使えば何とかなる」と思わず、計画性を持って利用しなければなりません。

たまに、「何年も求人を出しっぱなしで、一人も応募がない」という企業を見かけますが、こういった状態にはならないようにしたいものですね。

◆2:アーンドメディア

主なアーンドメディア:SNS、ブログなど

「利用者が情報の起点となるメディア」のことをアーンドメディアと言います。

採用広報においては、

・企業のツイッターアカウントを作って情報発信をする
・一度やり取りがあったユーザーとの繋がりを強める
・企業の情報を即時的に発信する

などの使い方があります。

「アーンドメディアそのもので採用を行う」というケースは少ないですが、興味を持ってもらう事ができれば応募者を増やす事などに繋がりやすいです。

ただ、あくまで「少ない」というだけであり、近年は実際に「ツイッターのやり取りから採用に繋がるケース」や、「ツイッターと利用した転職サービス」なども増えてきています。

◆3:オウンドメディア

主なオウンドメディア:自社の採用ページ、自社ホームページなど

オウン。つまり「自分の」という意味ですね。近年では、「会社名」で検索してホームページなどがヒットしないのは致命的な状態になっていると言えます。ですから、広報担当者などはオウンドメディアにも力を入れるべきです。

求職者に働きかけるのはもちろんですが、「なんとなく会社や、その分野に興味がある人」も見ますので「将来の応募者」を増やすことに繋がります。

オウンドメディアを作る際のポイントとしては

・アーンドメディアやペイドメディアへのリンクを貼る
・情報をコントロールする(当然ウソはダメですが)
・かつ、ターゲットに合わせたサイト作りを心がける

などがあります。

たまに、「企業側が言いたいことだけを言っていて、心に響いてこないサイト」もありますが、そうならないように気を付けましょう。

◆4:シェアドメディア

主なシェアドメディア:SNSの共有機能など

つまりは、「SNSの中の、共有という機能」を指すわけです。

一昔前までは「シェアドメディア」という概念は存在しなかったそうですが、SNSの発展に伴い「『共有』という視点」が切り離されて考えられるようになりました。

実際、PR活動、採用広報、ブランディングなどにおいてシェアドメディアを活用している企業・広報担当者も多くなってきました。さらには、「ツイッターで○万いいねがつきました!」「○万回リツイートされました!」などの謳い文句も近年見かけるようになってきています。

 

PSEOモデルは「組み合わせてこそ」です

オウンドメディアの解説のところで少し触れましたが、ほとんどの企業・広報担当者はそれぞれのメディアを組み合わせて使っています。

例えば、

・自社サイト(オウンドメディア)にツイッター(アーンドメディア、シェアドメディア)リンクを埋め込む
・ツイッターのプロフィール欄に自社サイトのURLを貼る
・自社サイトに直接「求人サイト(ペイドメディア)へのリンク」を貼る

などの方法があります。

近年はインターネット環境も安定してきており、それぞれからそれぞれにアクセスする際に時間がかかってしまうと、せっかく興味を持ってくれた人が離脱する可能性が高いです。リンクの配置などを工夫して「目標5秒以内」で別のメディアにアクセスできる環境を整えましょう。

◆ペイドメディアは使わなくてもいい!?

ペイドメディア(求人サイトなど)は、他の3種類のメディアに比べると圧倒的にお金がかかります。
ですから、「費用をかけたくない」「ペイドメディア以外のメディアで十分に採用活動ができる」というのであれば、ペイドメディアは使わなくても構いません。

また、ペイドメディアは「人材を引っ張ってくるだけのもの」という意味合いが強く、他のメディアのような「人材を引っ張ってきつつ、会社の宣伝もする」という使い方はしにくいと言えます。