体験型イベントの動員力とは?
コラム
成功事例×PR
2019.01.24

体験型イベントの動員力とは?

4月に入り、お花見日和が続いていますね。
皆様はもう桜を見に行かれましたか?

最近では、外国人の方も多く桜を見に来ているみたいで、
日本の春を体験するというのがブームのようです。

というこで若干強引ではありますが、
今回は体験型の記者発表イベントに関してご紹介したいと思います。

先月ミズノが行った新型シューズ「WAVEKINT R1」の記者発表会はご存知ですか?

こちら通常の記者発表と合わせて、メディア関係者との皇居での夜ランを行い話題になりました。

「WAVEKINT R1」 は、ミズノ初のニット素材を使ったランニングシューズとして、商品化されました。

ただニット素材を使った商品はすでに他社で展開されており、
”ニット素材を使用したスニーカー”というだけではメディアにニュースとして取り上げられにくいと感じたそうです。

そこで実際に足を入れてもらうことで、ミズノのシューズはこんなに違うと驚いてもらうこと目的に皇居での夜ランを企画したそうです。

またシューズの魅了を最大限に伝えるため、社員のみで企画・運営する点にこだわり、
試走会での指導もシューズの特性をよく理解しているランニングコーチに依頼したそうです。

このような万全の準備を行い、当日は100人以上のメディアが集まり、大成功。

また試走会を行った結果、商品名の露出だけでなく、
買うべき一足の新定番”や”履いていて心地がいい”等のリアル体験記事が取り上げられ、SNSや口コミでの拡散にもつながったそうです。

最近では、Youtuberやインスタグラマー、個人のツイッターで簡単に情報を多くの人々に発信できる時代。

だからこそ、単純な情報ではなく、よりリアルでより有益な情報を作りだすことが必要になってくるのかもしれませんね。

皆様の広報活動の参考となれば幸いです。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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