同行援護って知ってますか?
コラム
女性視点×PR
2019.02.20

同行援護って知ってますか?

「同行援護って知ってますか?」

皆様こんにちは。
今回は馴染みがあまりない少し難しいお話をしようと思います。

最近たまたまTVでみたのですが、皆様「同行援護」という制度をご存知でしょうか。
同行援護というのは、視覚障害の方の外出・通勤通学などに付き添って一緒に買い物をしてくれたり、食事をしてくれたりと目が見えない視覚障害の方に代わって様々なサポートをしてくれるサービスです。
実際に利用した方からは、外出するのが楽しくなった・怖くなくなったという声が聞こえ、とても有意義なものになっていると思います。

しかし、このサービスの一番のネックはサービスの認知が広がらないということです。
最近、普通のPRはインスタグラムに代表されるように写真で表現することで認知度を上げることができます。
でも、視覚障害の方には写真は使えません。
SNSが有効なPR手段として普及されつつある現在、視覚障害の方への認知というものは難しくなりました。

認知の方法としては、点字などを使った同行援護の情報を冊子にして配り介護者から視覚障害の方に渡す。眼科などの病院にパンフレットを置く。
など、伝わりにくい手段しかありません。
現在の日本のPRにとって、視覚障害の方のような「画」で見せることができないというのは大変難しいものになっています。

同行援護は視覚障害の方にとってかなり有効な手段であり、日本政府もなんとか認知度を広げようとしています。このサービスの利用によって視覚障害の方の未来は今よりも明るくなるでしょう。

世界中のあらゆる人に通ずるPR手法を生み出さなくてはいけないなと思ったニュースでした。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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