コラム
経営戦略×PR
2016.02.01

企画力の重要性

新年がスタートして約1ヵ月が経ちましたが、みなさんはもう仕事モードに切り替わっていますか?

弊社では年が明けると毎年、クライアント様、メディアの方々にご挨拶にまわっています。

ご挨拶の際にとある雑誌の編集部の方から「新年から企画のノルマがたくさんあり、大変だ」と聞きました。

大変だなと思っていましたが、よく考えてみるとPR会社も含め、今の時代はどんなビジネスも企画力が欠かせなくなっています。

新規事業の立案、新サービス・新商品企画、経営戦略、コミュニケーション戦略・・・・

企画職でなくても、自ら仕事を企画し、提案して、実現させる力が問われます。

私の場合は仕事上、メディアの方に興味を持っていただける企画を日々考えています。

魅力的な企画を立てるのに重要なことはタイトル・キャッチです。

とある雑誌の編集長の方は「短い言葉で企画を表す能力」を高めるために毎日の通勤時間で必ず10本、企画とそれにあったタイトルを紙に書き留めているそうです。

企画にタイトルをつけるには、思いついたことを言語化し、それに磨きをかけることが必要です。

自分の考えを端的に短くまとめ、人の心にインパクトをあたえる訓練をすることで興味を持ってもらえるような内容が出てくるようになります。

これは雑誌の企画を立てる時だけではなく、全ての仕事で同じことが言えます。

自分のアイデアや提案、やりたい仕事があった時、それを企画にまとめ、魅力的な一言で伝えられて初めて「おっ」と見てもらうことができます。

企画そのものが持つ目新しい視点と、その企画をを表す短くてインパクトのあるタイトルがぱっと浮かぶようになれば、今のステージより1つ先に進めます。

みなさんも通勤時間を使って、企画とそれを表す短いタイトルをつくる練習をしてみてはいかがでしょうか。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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