ウェブマーケティングのための動画サイトはYouTubeが絶対おすすめの理由6選
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2025.09.19

ウェブマーケティングのための動画サイトはYouTubeが絶対おすすめの理由6選

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この記事では広報活動も含めたウェブマーケティングに興味のある皆さんに向けて、ウェブマーケティングのために使う動画サイトとしてはYouTubeがおすすめである理由などについてお伝えしていきます。

「YouTubeが選択肢に出るのはわかるけれど、他にもマネタイズしやすいサイトがあるのでは」などと感じるかもしれませんが、実際にはユーザー数が多くて人気のあるYouTubeを素直に利用するのがセオリーです。

本記事では、ウェブマーケティングで成功するために「動画」の活用が重要である理由、そしてウェブマーケティングのための動画サイトとしてYouTubeを使うメリットなどに関して解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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ウェブマーケティングで成功するカギは「動画」の活用にある

ウェブマーケティングで成功するカギの一つは「動画」の活用です。その主な理由は以下の通り。

  • 「文字だけ」で発信している人よりも「本気さ」を感じてもらえる(つまり信頼される)
  • 「文字だけ」よりも同じ時間で発信できる情報量が多い
  • 「価値のある情報」をたくさん発信する人こそが信頼される
  • 「文字だけ」の場合と違って架空の存在ではないかと疑われることがほぼない

「動画は面倒」と感じたかもしれませんが、だからこそ実行すればそれだけで熱意が伝わるものです。また、同じ時間で発信できる情報量が「文字」よりも多いので慣れてくれば文章作成よりも楽になるかもしれません。

ウェブマーケティングのための動画サイトでYouTubeを使う6つのメリット

これらは企業のPR戦略でも同じです。

それではウェブマーケティングのための動画サイトとしてYouTubeを使うメリットをいくつか紹介していきます。他にも動画サイトはたくさんありますが、なぜYouTubeが良いのでしょうか。

メリット①:ユーザー数が多い

あらゆる動画サイトの中でYouTubeのユーザー数が最も多いです。そのため、あえて他の動画サイトを利用する理由がありません。この先YouTubeを追い抜きそうな動画サイトがある場合は候補に入れておくべきですが、率直に言ってそうなりそうな動画サイトは現状存在しません。

メリット②:ユーザーにとってハードルが低い

YouTubeはユーザーにとってハードルが低い動画サイトといえます。ほぼすべての人が知っているので「そんなサイトは使いたくない」と思われることがまずありませんし、面倒な登録もほとんど不要でGoogleアカウントさえあれば利用できるのも大きいです。

感覚がマヒしているウェブマーケターもいるかもしれませんが、「登録がややこしそう・怪しそうだから」という理由だけで離脱する人も多いことを知っておきましょう。

メリット③:ウェブマーケター側にとってもハードルが低い

YouTubeはウェブマーケター側にとってもハードルが低いです。やはり面倒な登録をほとんどせずにチャンネルを立ち上げて動画投稿までできるためです。さらにYouTubeの利用料金は基本無料(プレミアム会員などもありますが)。

なおウェブマーケティング目的でYouTubeを利用する場合は「収益化」を狙わないので、そのあたりの億劫さもありません。

✅YouTubeでの「収益化」を狙わない理由

ウェブマーケティング目的でYouTubeを利用する場合、あくまで「動画での集客・教育」が目的となるので「収益化」は狙いません。

YouTubeで収益化するためには「チャンネル登録者数1000人以上」などの条件がありますが、数字の印象よりもハードルが高いので無理に収益化を目指すのはやめましょう。ユーチューバーのようにチャンネル登録者数を伸ばすスキルと、ウェブマーケティングのスキルは基本的に別物です。

もちろん結果的に収益化できる条件を達成した場合は実際に収益化しても構いませんが、それよりもウェブマーケティングでの利益の方が多くなるはずです。

メリット④:過去に投稿した動画も再生され続ける(放置したままで)

これはYouTubeに限った話ではないかもしれませんが、過去に投稿した動画も再生され続けます。言い換えれば投稿した動画は、そのままあなたに利益をもたらし続けてくれる財産になるということですね。

また、収益化してユーチューバー的に利益を出したいとなると、過去の投稿動画についてたまに「現在のコンプライアンスに反していないか」「なんらかの理由で低評価が集中していないか」などをチェックして場合によっては動画を削除することもあり得ます。

しかしウェブマーケティングでYouTubeを使う場合はそのような危うい動画を投稿することはありません。そして集客・販売さえできればいいので基本的に動画を量産することもないため、チェックするとしても少ない労力で済みます。

メリット⑤:意欲のある人だけを判別してくれる

ウェブマーケティングのためにYouTubeに投稿した動画についてですが、基本的に「長尺の動画を最後まで視聴した人」に対して販売などをすることになります。

言い換えると長尺の動画を最後まで観るほどに意欲がある人だけに販売するため、購入してから返金要求をされることはほぼありませんし、自分で調べれば簡単に理解できることを質問してくる人もほぼゼロです(返金要求よりもこちらの方がストレスになる場合も)。

このようにウェブマーケティングにおいては「(興味を持つように教育して)興味のある人だけに売る」のが重要ですので覚えておきましょう。まだ興味を持っていない人に無理なセールスをするのは効率が悪いですし、仮に売れても上でお伝えしたようなトラブルが起きかねません。

✅ウェブマーケティングで長時間動画を投稿するべき理由は?

「短時間の動画でないと見てくれないのでは?」、「短時間動画・ショート動画でないと視聴者の集中力が続かないのでは?」と感じるかもしれませんが、ウェブマーケティングでは基本的に長時間動画を投稿します。

なぜなら、そもそも「一定以上に興味がある人」が再生することが前提なので時間が長くても観てくれる可能性が高いからです。また、そういった方にとっては短時間の動画がたくさんあるよりも、長時間動画で本数が少ない方が助かりますよね。

もちろん「集客」の段階では、短時間動画やショート動画を使って人々を引き込むのもいいですが、やはり長時間動画がメインになります。

メリット⑥:YouTubeのアルゴリズムは優秀

YouTubeのアルゴリズムは基本的に優秀ですので、動画視聴履歴などから判断した上で「あなたの動画に興味がありそうな人」に対して、あなたの動画をおすすめしてくれる傾向にあります。

特に近年では「再生回数の少ない動画」でも好みにマッチしそうであればおすすめしてくれる場合があるので、「ウェブマーケティング目的の再生数が低い動画」でも、それを求めている人へと届けてくれる可能性があります。

興味がある少人数に対して長時間動画を見せろ(まとめ)

ウェブマーケティングで成功するためには「動画」を活用することがおすすめであり、その動画を投稿するフィールドとしてはYouTubeが最適です。やはり人が多いのは何にも代えがたいメリットですし、視聴者・投稿者ともに様々なハードルが低いのも嬉しいところです。

なおウェブマーケティングにおいては「興味がある少人数に対して長時間動画を見せる」のが基本になるので、ユーチューバーのように「収益化」を目指すことはしません。ウェブマーケティングで稼ぐのと、ユーチューバーとして稼ぐのとでは別のスキルが必要になるので、「二兎追う者は一兎も得ず」にならないように気を付けてください。

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執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者30万人のYoutuber
上岡正明

MBA(経営学博士前期課程修了)
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者30万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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