ウェブマーケティングに欠かせない「信頼」を得るためにYouTubeがおすすめな理由5選
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2025.09.24

ウェブマーケティングに欠かせない「信頼」を得るためにYouTubeがおすすめな理由5選

➡記事を書いた人:Youtube登録者30万人【MBA保有のPRプランナー】上岡正明プロフィール

この記事では、マーケッターはもちろん、社内広報やPR担当者など、ウェブマーケティングに興味がある方に向けて、ウェブマーケティングに必要な「信頼」を得るためにYouTubeでの動画投稿がおすすめである理由などに関して解説していきます。

特に「どうすればウェブマーケティングで安定した利益を出せるのかわからない」という方や、「今よりももっと効果的な情報発信がしたい」という方におすすめの内容となっています。

本記事では、ウェブマーケティングで「信頼」が重要である理由、そして信頼を得るためにYouTubeでの動画投稿が効果的である理由などについてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

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ウェブマーケティングでは「信頼」が最も重要である理由とは?

現代のウェブマーケティングにおいて安定して売上を出すために最も重要なことは「信頼」です。その主な理由は以下の通り。

  • 全体的な技術力向上や情報網の発展により「商品・サービス自体での差別化」が難しくなった
  • 安定した売上のためにはリピーターが欲しい。リピーターになってもらうためにも信頼が重要
  • 信頼されればSNSでの拡散も望める。第三者のSNS投稿は「自薦」や「広告・宣伝」よりも信頼されやすい
  • 価格競争と無縁でいられる(信頼があれば値下げなどで戦う必要がない)
  • 自分自身の精神衛生的にもいい(信頼されないウェブマーケティングは苦しい)

特に注目するべきは「商品・サービスそのものでの差別化が難しい」という部分。業界にもよりますが「オリジナリティのある新商品」はすぐライバルに真似されますし、「誰も思いつかなかったサービス」もすぐに模倣される時代です。

となるとウェブマーケティングで成功するためのカギになるのはやはり信頼。信頼されればいいので大企業であったり、他人にはないようなセンスや才能を持っていたりする必要はありません。

ウェブマーケティングで必要な「信頼」を得るためにYouTubeがおすすめな理由5選

続いてはウェブマーケティングで必要な「信頼」を得るためにYouTubeがおすすめである理由をいくつか紹介していきます。ウェブマーケティングで情報発信する場は様々にありますが、その中でもYouTubeでの動画投稿が効果的である理由はどこにあるのでしょうか。

理由①:X(Twitter)などのテキストベースのSNSよりも信頼されやすい

ウェブマーケティングで情報発信する方法としてはXやInstagramもありますし、それも適切に使えば効果は期待できます。しかし「信頼」という観点でいえばテキストベースのSNSよりも、動画ベースのYouTubeの方が勝っています。

まず「わざわざ動画を作っている」と感じてくれますし、「あまり他のウェブマーケターがしないことをしている」とも思ってもらえるものです。

また、テキストベースのSNSの場合、「そもそもこの人は存在するのだろうか」「ほとんど詐欺のような架空のアカウントではないだろうか」と捉えられてしまう可能性もありますが、動画で発信すればそのようなことはほぼ起きません。

理由②:顔出しをすればさらに信頼されやすい(必須ではありません)

顔出しをして動画出演すればさらに信頼される傾向にあります。やはり「顔を出すほどの覚悟がある」と思ってもらえますし、「実在するのだろうか」という疑いもほぼなくなります。さらに顔がわかる方が親近感が出るというメリットも。

ただ、この顔出しは必須ではありません。顔出しする方が成功しやすいとされていますが、「音声のみ」でも一定以上の効果は期待できます。また、マスクをかぶった状態で動画に出るなど「実在性」は出しながらも「顔バレ」はしないようにしている人も少なくありません。

✅「顔バレ」したくない人でもYouTubeを使ったウェブマーケティングができる

だからこそ本業との兼ね合いや知り合いに知られたくないなどの理由で、「顔バレ」を避けたい人でもYouTubeを使ったウェブマーケティングに取り組むことが可能です。

絶対に顔バレしたくないのであれば「音声あり・ただし加工あり」にすればいいですし、そこまでは徹底しないとしても「覆面で音声は加工」などにすれば身元がわかってしまうことはほぼないはずです。

理由③:動画なら多くの情報が届く→多くの「価値」が届く→信頼されやすい

テキストに比べると動画の方が多くの情報を届けることができます。例えば「微妙なニュアンス」をテキストだけで説明する場合はかなりの文字数が必要になりやすいですが、動画であれば短時間で解説し切ることができますよね。

「多くの情報を届けることができる」とは、つまり「多くの価値を届けることができる」とほぼ同義です。そして人は「価値を惜しみなく提供してくれる人」を信頼する傾向にあるので、動画での情報発信はウェブマーケティングにぴったりなのです。

✅動画の内容が薄ければ意味はなくなる

逆に言うと「動画の時間に見合った価値」を提供できないのであれば意味はありません。特に我慢して最後まで(もしくは長時間)動画を観た人からすれば、「時間を無駄にした」となってイメージが悪くなり、それまである程度信頼を稼いでいたとしても離脱してしまう可能性があります。

趣味でYouTube動画投稿をするのであれば内容は気にしなくてもいいですが、ウェブマーケティングの一環として取り組む場合は1本1本すべての動画のクオリティにこだわる必要があることを覚えておきましょう。

「動画投稿→イマドキ→楽しい」というイメージがあるかもしれませんし確かに楽しめるに越したことはないものの、それだけで成り立つ世界ではありません。

理由④:動画投稿サイトでナンバーワン

他にも動画投稿サイトはありますが、やはりナンバーワンはYouTubeです。単純にユーザー数が最も多いだけでなく、特に登録などをすることなく視聴できるためユーザーにとってハードルが低いというのもメリットの一つです(というよりは面倒な登録があるサイトにこそデメリットが多い)。

「動画投稿そのものを収益に変える」という観点で考えればYouTubeよりも優秀なサイトはあるのかもしれません。ただ、ウェブマーケティングの場合は「投稿動画から本命の商品やサービスを購入してもらう」のが本命ですから、そういった側面で見てもYouTubeを選ぶべきです。

✅他の動画サイトにも投稿する選択肢はある

ただ、YouTubeに動画投稿することは大前提として、他の動画サイトにも投稿する選択肢はあります。全く同じ動画を投稿しても構いませんし、他のサイト用に尺調整したものを投稿するのもいいでしょう。

ただしこれによってYouTube動画の視聴者数が微妙に落ちる場合はありますし、「他のサイトにも投稿するのは自信がないからだろうか」と思われる可能性もゼロではありません。これらの懸念点も考慮した上でYouTube以外にも投稿するかどうかを決めましょう。

理由⑤:長時間の動画でも観てもらえる

動画は長時間のものでも視聴してもらえます。「最近のトレンドはショート動画では」「数分でないと集中力が続かないのでは」などと感じるかもしれませんが、それはサムネイルが面白そうで飛びついたり、暇つぶしでみたりする動画に限った話です。

そうではなく「興味を持っている人」であればたとえ1時間以上の動画でも観てくれるのです。例えばテレビで2時間ドラマがあっても集中して観る人が多いですが、それも「興味があるから」であり理屈としてはほぼ同じです。

むしろウェブマーケティングのための動画で「ショート動画を連発」のようなことをしてしまえば、せっかく興味を持ってくれている人にも「効率が悪い」「もっと深い話をしてほしい」などと思われてしまうことでしょう。

✅ただし集客のために短時間の動画を活用する選択肢はある

ただし集客のために短時間の動画を活用する選択肢はあります。言い換えると「まだ興味がない人」に対して短時間の動画を見せて、本命の長時間動画に誘導するということ。短時間で「人々が気になりそうなこと」を発信しつつ、自然と「もっと見たい」と思わせることがポイントですね。

マーケや広報に必要な長期的な「信頼」を得るためにYouTubeは一番おすすめ(まとめ)

商品やサービスの品質そのもので勝負することが難しいこの時代。ウェブマーケティングで成功するためのカギの一つは「信頼」です。信頼があれば価格競争から抜け出すこともできますし、自分の精神的負担も少ない状態でウェブマーケティングを続けることが可能です。

そのために効果的なのがYouTubeでの動画投稿です。テキストベースに比べて多くの「価値」を提供しやすいですし、実はやり方次第で長時間の動画も見てもらうことができます。「信頼を動画で稼ぐ」を念頭に置いてウェブマーケティングに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者30万人のYoutuber
上岡正明

MBA(経営学博士前期課程修了)
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者30万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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