最近では顔出し・声出しナシでYouTubeに動画投稿をするユーチューバーが増えています。
例えば、「ゆっくり解説」や「アニメーション動画」などが該当します。ユーチューバーと聞くと、どうしても「顔出しをして楽しそうに活動している人(ヒカキンさん、東海オンエア……などなど)」が思い浮かぶかもしれません。
しかし特に「100%収益目的」で活動するのであれば、顔出し・声出しナシが圧倒的におすすめです。今回はその主な理由を6つお伝えしていきます。
*記事を書いた人:2年で登録者20万人の現役ユーチューバー
顔出し・声出しナシのユーチューバーになる6つのメリット
1.ルックスや声質に左右されない
YouTubeは残酷な世界であり、ルックスや声質が悪いとそれだけで不利になる可能性があります。しかもコメント欄などで容赦なく容姿の批判もされますから、ユーチューバー本人のメンタル的にも活動を続けるのは難しいでしょう。
ですが顔出し・声出しナシであれば当然ルックスには左右されません。(逆に容姿が非常に優れているのであれば顔出しをしてみるのも良いかもしれません)
2.「身バレ」が絶対にない
「声だけなら大丈夫」と思ってもバレる可能性があります。いわゆる「特定班」と呼ばれる層の力を甘く見てはいけません。ですがその特定班もさすがに、顔出しナシ・声出しナシであれば打つ手がありません。
ただし室内を映すとバレるケースがあるので気を付けてください。また、「そのチャンネルの公式Twitterアカウント」や、その他のリンクから個人情報を探られる場合もありますから、全く注意しなくて良いというわけではありません。
3.撮影が必要ない
基本的に「撮影」は必要なく、インターネット環境と動画作成用のツールなどがあればコンテンツをどんどん生み出すことができます。
特に近年はコロナの影響で行ける場所が限られやすいですから、いつでもどこでも動画作りができるというメリットは大きいです。
4.フルタイムで働いていても副業としてユーチューバーになれる
撮影が必要ないため、たとえ毎週40時間本業で働いている人であっても、顔出し・声出しナシであればユーチューバーとして活動することは難しくありません。例えば「土日に2~3本だけ作って投稿する」などのやり方でも成り立ちます。
5.その気になれば全てアウトソーシングできる
・動画の脚本作成(アイデア出しも含む)
・動画内で使うイラスト作成
・動画の編集
・動画の投稿作業
など、その気になればほぼ100%アウトソーシングすることも可能です(あなたは指示を出すだけ)。アウトソーシングをするにあたって法人化などをする必要もなく、ココナラやランサーズなどのクラウドソーシングサイトで簡単にスタッフを探すことができます。
ただ、スタッフへの報酬額が低ければ、当然納品物のクオリティも低くなる傾向にあります。とはいえ報酬額を上げすぎれば利益が出なくなるため、調整をきちんと行いましょう。ちなみにYouTubeというジャンルに限らず、「毎回質の高い仕事をしてくれて、コミュニケーションに関しても問題のない作業員」をクラウドソーシングサイトで探すのは意外と困難です。
ですから「これは!」という人が見つかったら、すぐに報酬額を上げるなどしてキープすることをおすすめします。あなたが気に入る人であれば、ライバルに取られてもおかしくないからです。
6.誰がやっても同じような結果になりやすい
顔出し・声出しをする場合、ユーチューバーの技量によって動画のクオリティに差が出やすいです。しかし顔出し・声出しナシであれば、理論上「人気ユーチューバーの真似をする(丸パクリはダメですが)」だけでチャンネル登録者数・再生回数が伸びていきます。
例えるなら「一字一句同じ落語でも落語家によって面白さに差は出るものの、テキストに起こすだけであれば『テキストに起こす人』による差は出ない」ということです。
そして顔出し・声出しをするとなると、ユーチューバー自身の人となりなども動画からにじみ出るものですから、調整しようと思っても根本的に変えられない部分もあります。
ですが顔出し・声出しナシであれば、視聴者の反応やその時のトレンドなどを見ながら、自由自在に調整することができます。
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顔出し・声出しナシでも十分成立するのがYouTube
今回は、顔出し・声出しナシのユーチューバーになる6つをお伝えさせて頂きました。もう一度まとめると、
1.ルックスや声質に左右されない
2.「身バレ」が絶対にない
3.撮影が必要ない
4.フルタイムで働いていても副業としてユーチューバーになれる
5.その気になれば全てアウトソーシングできる
6.誰がやっても同じような結果になりやすい
何事もメリット、デメリットが存在し絶対はありませんが、ご自身の中で知見を深めることで最適なYOUTUBE運用をしてみてください。