初心者でもできる!コンバージョンをアップさせる6つの基本
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コンテンツマーケティング
2023.02.27

初心者でもできる!コンバージョンをアップさせる6つの基本

webサイトを作ってみたけれどコンバージョン数が上がらない。そんな経験をしたことがある方は非常に多いものです。

そんなときは、何もわからないままがむしゃらに行動するのではなく、まずは根本的な基本が身に付いているのかを考えてみるのがおすすめです。

今回は、初心者からでもできる、コンバージョンをアップさせるための6つの基本について解説します。

 

コンバージョンアップの基本 ①webマーケティングの基本を知る

コンバージョン数を上げる前に、webマーケティングの基本をしっかり理解しているのかどうか考えてみましょう。

・そもそもwebマーケティングとは何なのか。
・何を優先的を考えなければならないのか。

ここからしっかり理解していなければ、成功することは難しいです。

では、早速webマーケティングの基本について具体的に解説していきます。

■そもそもwebマーケティングって何?

webマーケティングとは、ものを販売するときにwebサイトを利用して販売を促進する方法のことを言います。

例えば、TwitterやInstagramを使った集客もwebマーケティング手法の一つです。

若者がターゲットなら、近年大流行りしている「インスタ映え」を利用して商品を開発するのも、時代に合ったマーケティング方法ですね。

■webマーケティングで考えなければならないのは?

webに限らず、マーケティングではお客さま視点で物事を考えることが大切です。

具体的に考えるべきことは、いわゆる4Cと呼ばれるものです。

①Consumer Value(購入者にとっての価値)
②Cost(価格)
③Convenience(利便性)
④Communication(対話)

この4つを考えてマーケティングを行うことが、webマーケティングを成功させる第一歩となります。

競合サイトや人気のサイトなどを参考にどんな方法が購入者からの反応がいいのかを勉強するのも良いでしょう。

コンバージョンアップの基本② 失敗してしまったのは何故か?理由を考える

自分の行った手法が本当に望む最終的な目的に合った手法だったのかを考えてみましょう。
目的を達成できない、成果に結びつかない理由は手法の選択ミスである場合があります。

最終的な目的によって、最適な方法というものは異なってきます。
正しい手法を選ぶためには、徹底した現状把握が成功のカギになるので、まずは現状を把握し、優先順位を正しくつけましょう。

現状を把握するためには、徹底的に事実のみにこだわることと、アクセス数などからデータを取り、数値化することが大切です。

 

コンバージョンアップの基本③ 目標を数値化する

売り上げを上げたい、集客数を向上させたいなど、目的の設定が容易に行えるwebサイトであれば、目標を数値化することはそう難しいことではありません。

目標KPIを設定すれば、その目標に合った手法を検討することができます。

KPIを設定して目的を再認識したら、KGIも設定します。KGIは重要目標達成指標のことで、簡単に言うと、KGIを達成するためにいくつかのKPIを達成するというイメージです。

これらの2つを正しく設定することで、順序に沿って達成するべき目標がはっきりとわかります。

しかし、施策や手法によって効果が予測できない指標も存在するので、設定するときは実行することとセットにして考えることが重要になります。

 

コンバージョンアップの基本④ 社内のコミュニケーションを円滑にする

webマーケティングにおいて、直接的に活動を行う社内のweb担当者が上層部と現場営業担当などとの板挟みになってしまい、根本からweb事業がとん挫してしまうことは残念ながらよく聞く話です。

トレンドやデータの移り変わりが激しいwebでは、課題の緊急性や重要性は日々変化します。

特に重要でも急ぎでもなかった課題が、ほったらかしているうちにいつのまにか重要で緊急性の高い課題になってしまうことも多々あります。

これらが原因で部門担当者へのレスポンスが遅くなってしまい、社内で不満が出てしまうことでweb担当者が板挟みにあってしまうことも。これらを回避する具体的な方法としては、社内のコミュニケーションを円滑に図ることが一番です。

 

コンバージョンアップの基本⑤ 最終目標までの途中目標の設定

設定した目的を達成するためには、多くの場合時間がかかります。時間がかかる目的を達成するときは、モチベーション維持や達成感を得るためにも小さな達成目標を設定することが有効な手法です。

途中の達成目標を設定したら、それを達成するために小規模なPDCAサイクルを複数同時に回すようにします。

そうすることで、確実に最終目標までの成果を上げながら、途中の目標を達成していくことができるのです。

 

コンバージョンアップの基本⑥ 成果の捉え方を考える

webサイトを公開し、アクセス数などが増えたとします。webサイト上の純粋な成果としては意味のあるものかもしれませんが、ビジネスの視点で見たとき、それらにはどんな意味があるでしょうか。

そう、何の意味も持たないのが現実なのです。

webサイトの成果は、ビジネスの視点で考えなくてはなりません。つまり、「成果=目的」と考えるべきです。

アクセス数やページビューなどは、その目的を達成するための通り道にすぎません。成果の捉え方はwebサイトによりますが、必ずビジネスの視点で成果を捉えるようにしましょう。

 

まとめ WEBのコンバージョンは成果主義

いかがでしたでしょうか。

つい、WEBサイトを更新すること、に意識が向いてしまいがちですが、じっさいに問合せのないホームページはただの浮島です。

コンバージョンを意識したサイト作り、仕事づくりをしていくことが大切です。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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