みなさん、こんにちは。
お盆休みも終わり、
すっかり気持ちが切り替わった方も多いと思いますが、
いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のテーマはズバリ、葬儀です。
お盆期間中にご先祖様の霊を迎えた方、
または何らかの事情で、
葬儀に参列された方も多いかと思います。
最近、私が注目しているのは、
テレビ、新聞、雑誌等で紹介されている
「オーダーメイド型の葬儀」です。
例えば・・・
故人の人生、遺族の意思を反映し、
・故人が茶道の師範だった→葬儀でお茶会を開く
・故人が競馬好きだった→競馬場をモチーフとした祭壇をセット
・故人が登山好きだった→山の風景写真を展示
等々。
一体何故このような現象が起きているのでしょうか?
色々調べてみると、下記のような
時代背景が浮かんできます。
・少子高齢化など、社会情勢の変化を背景に、葬儀のあり方が変化。
・かつて地域、お寺などを中心に行われ、
内容も地域、宗教・宗派などによって画一化されていた葬儀が、
いわゆる地域コミュニティの希薄化等と共に、
家族を中心にした、いわゆる「家族葬」が増加してきている。
・地域ぐるみのお付き合いが薄い都市部では、
「葬儀を近所に知られたくない」という人が多い
・”家族に金銭的負担をかけたくない”という故人の意思を尊重し、
こぢんまりした葬儀を望むケースが増加
等々。
まさに今の時代を象徴している
社会現象の一つではないでしょうか。
葬儀だけに限らず、
世の中にある多数のサービスは、
時代の変化に合わせ、
一人ひとりのニーズを汲み取り、
きめ細かい柔軟な対応が必要なのかも知れませんね。
そういった意味ではPRも同様だと思います。
そもそもPRは決まった形・正解が存在しないサービス。
クライアントおよびその先にいるお客様の、
本当のニーズを吟味し、
より良い方法を一緒に模索していく、
この繰り返しではないでしょうか。