もうすぐクリスマス。
世の中は盛り上がっていますが私はどんよりなので、今日は私と同じ女性にちょっと幸せになれる、とあるイギリスのカップケーキブランドが行ったPR手法のご紹介です。
舞台はバスの停留所。19箇所の停留所にピンクで可愛らしいカップケーキの自販機を設置しました。手をかざすとカップケーキが出てくる仕組みです。各自販機で毎日500個のカップケーキが無料配布されました。
自販機からカップケーキがでてくるなんて夢のような話ですね!
これだけみると、ただカップケーキを大量に、しかも無料で配っているだけで、もはやサンタクロースの様な存在だなと思いました(笑)
・・・ってそんなはずはないですよね、検証してみました!
商品の認知拡大をする際、有名な芸能人を起用したプロモーションもインパクトがあっていいですが、食品などは実際に美味しそうに食べている人をみるのが一番の宣伝になりますよね。
しかもここでは「ロゴの入った派手な自販機+おいしそうに食べる人たち」でバスの停留所自体がひとつの広告のようになっています!!!
ここでバスの停留所を選んだのも
「出勤・通学前のいつもどおりの生活の中で起こった小さな幸せ」と、カップケーキが本来もっているポジショニングとを掛け合わせたうまい戦略です。
さらには今では面白いことがあると何でも共有したくなる時代。カップケーキを食べた食べないにかかわらず多くの人がSNSを通して情報を流します。
これがまた宣伝につながるので一石二鳥。
戦略化なサンタクロースですね!
それにしても海外は奇抜でユニークな手法が沢山で面白いです!
皆さんもちょっとハッピーな気分になれましたか?
それではこの辺で!!