DeNA問題から透けて見えてくるもの

2016年12月19日

皆さんご存知のように、最近WEBニュース業界が大変なことになっています。

医療系キュレーションサイト『WELQ』で誤情報や他サイトからの無断転用などが発覚した問題に端を発し、
類似の手法で展開していた『iemo』『Find Travel』『cuta』『UpIn』『CAFY』『JOOY』『GOIN』『PUUL』も閉鎖、
さらに独立運営のため問題ないとしていたはずの『MERY』までも閉鎖するに至りました。

恐らくこの問題はDeNAだけに留まらず、インターネット業界全体に波及していくでしょう。
これは単に1企業の問題、また業界で起きた単なるスポットの問題はないと思います。

皆さんも薄々、人によってはハッキリと感じておられると思いますが、
この10年で私達が接触する情報量が異常に増えており、一説には数百倍とも千倍とも言われています。
 当然、人間の脳が処理できる情報量がそんなに増えるわけもなく、私達は情報の洪水に押し流されるように
暮らしています。

高度経済成長期にモノが大量生産され、物量の多寡で競争が起きたように、
現在は情報の世界でも、情報量の多さで競争が起きてきたように思います。
バブル期後、需要と供給のバランスが逆転し、質の勝負に移り替わっているように、
情報の世界でも、やっと粗製濫造から質の勝負に移り変わっていくのではないでしょうか。

これだけネット社会と言われながら新聞がしぶとく生き残っているのは、
WEBニュースのように情報の裏どりもせず流すのとは違い、記者が丁寧に対象を追っているからだと思います。
その新聞も昔に比べれば、スピードを求められる為に丁寧さを見失っていることもあるでしょうが、
新聞が新聞の価値を発揮するためにも、これから益々の奮闘を期待したいと思います。

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