世界観を指し示す重要性

2018年08月19日

先日改めて考えさせられるニュースがありました。

いつものようにテレビを見ていると、
「アップルの時価総額が1兆ドルに達した」というニュースが飛び込んできました。
なんと日本最大の企業であるトヨタ自動車の5倍の時価総額になります。

トヨタ自動車は誰もが知っているように「カンバン方式」という洗練された生産方式を確立した
世界トップの自動車会社であり、日本企業の中ではダントツの規模を誇っています。
株式の価値としては、アップルはそのトヨタの5倍の価値があるというのです。
しかもアップルの従業員1人当りの時価総額はトヨタの30倍とも50倍とも言われています。

何でこのような差が生まれてしまったのでしょうか?
世界中の優れた技術力を安価に機動的に手に入れられる国際的水平分業モデルを採用しているから、
とか、意思決定のスピードが格段に速い、など色々と理由があると思いますが、
コンセプト思考、世界観を指し示し、その世界観に合わせる形で各パーツを組み合わせる力が
大変強いのだと思います。

Google、facebook、Amazon、tesla、なども同様にコンセプト思考が大変強い企業だと思います。
アメリカという国は、貧富の差や、人種、治安問題など数多くの問題を抱える国ではありますが、
IT革命を起こすなど各分野で世界観を指し示し、世界のトップを走り続ける力は流石だといえます。

第2次大戦後、世界は先進国を中心にかなり豊かになりモノが溢れるようになりました。
モノやサービスを単体で“機能説明”していたのでは売れないようになり、
日本のお家芸である“高機能化”では価値を示しずらくなってきました。
東芝やSHARPの衰退もそういった大きな文脈の中では同じといえます。

前掲のアメリカ企業みたいにはいかないまでも、
どうあるべきか、どう生きるべきかを考え、世界観を指し示す事ができる企業であれば、
人・モノ・金・情報など、あらゆるものが有機的につながり、吸い寄せられ、
次世代へ生き残っていくのではないでしょうか。

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