ネタがなければ創り出すPR

2017年11月30日

みなさんこんにちは。

いよいよ本格的に寒い季節の到来ですね。
くれぐれもインフルエンザには気を付けましょう。

さて、今回は寒い季節にふさわしい
ホットなネタを話題に、
引きのあるPR施策について考えてみたいと思います。

ネタはズバリ、「激辛商店街」です。

なんだかネーミングを聞いただけで
全身がヒリヒリしそうですね。^^;

実はこれ、京都府向日市の商店街のPR施策です。

目的は、
激辛料理を商店街の名物とし、
”日本一リアクションが取れる街”としてPRすることで、
街の知名度を上げ集客効果を狙う、ということです。

関連ニュースを色々チェックしてみると、
何やら不思議な商店街の風景が。

例)
・商店街の看板に「キケン!!辛すぎ」の看板がある。

・お客への貸し出し用のガスマスクが
壁にかかっている中華料理店。
激辛料理を調理中の店主が
厨房でガスマスクをつけている?!

・向日市で激辛メニューを扱う店の総称として、
「KARA-1グランプリ」というイベントも開催。
全国から数万人規模の来場者を集め、
成功した町おこしの成功事例として、最近注目されている。

中華料理店でガスマスク、とは
ビックリですね。^^;

それにしても何故、
「激辛商店街」の企画が実現したのでしょうか?

向日市は京都市の南西部に接する地域で、
“西日本で最も面積の小さな市”であり、
多くの観光客が訪れる京都の中心街とは異なり、
これといった観光資源を持つわけでもない、閑静な住宅街が広がる街です。

かつては、町おこし施策として、
地元の特産品である竹にちなみ、竹馬の全国大会を開催していましたが、
あまり集客効果は出なかったようです。

そのため、引きが強くてインパクトがあり、
経済効果が期待できそうな施策がないかと、
町内会の関係者の方々は、
広がりのあるテーマは何かを真剣に模索しました。

様々なアイデアを出し合っていく中、
「京都向日市激辛商店街」のリーダーが、
辛い食べ物が大好物という方で、

「辛い料理には人を集める力がある!」
と、“激辛グルメ”というテーマを提案したそうです。

アメリカでは、激辛グルメに特化したイベントが毎年開催されており、
何十万という単位で人が賑わっている、というエピソードをヒントに、
「ここはひとつ辛いもので町おこしをしよう」とアイデアが盛り上がり、
プロジェクトがスタートしました。

関係者はまず、
加盟店となっていただけるお店を集めるために、
足しげく通い、各店舗の責任者を説得しました。

最初は、
「激辛と向日市にどんな関係があるのか?」
「成功する根拠は?」
などと厳しい意見が続出。

スタートして少し経過し、
とあるWEBニュースに取り上げられたことがきっかけで注目が集まり、
そこから徐々に広がっていき、
結果として観光客が激増に成功しました。

ここで大事なポイントは、
web上の口コミが徐々に周りに浸透し、
自然発生的に話題が広がっている、ということです。

激辛、と聞いて最初に食いつくのは
当然ながら辛い物が大好きな人達。

その方々の口コミは、
周りにいる辛い物好きな方々にも自然に広がっていきます。
(まさに、類は友を呼ぶ、ですね。)

そしてSNSやwebニュースで徐々に話題が広がり、
やがては新聞やTVメディアが取り上げ、
さらに注目度が上がる、
という流れになります。

そしてテレビ等を観ている消費者は、
気になって自らwebで検索するようになります。

ここ数年、世の中で話題になっているネタを色々リサーチすると、

消費者自身が、
”面白いから、知り合いに伝えたい”
と思えるかどうかが、
PR成否の大きな分かれ目になっていることに
気付かされます。

今あるリソース、ネタに囚われず、
”こうしてみたら、どんな化学反応が起きるか?”
と仮説・検証を繰り返しながら
PR案を出し、実行していくことも重要だと思います。

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