プレスリリースの新時代?
コラム
経営戦略×PR
2019.10.04

プレスリリースの新時代?

7月も終わりに近づき、いよいよ夏本番ですね。

最近では、暑すぎて小学生のプールが中止になることもあるそうです。

皆様もお体お気を付けください。

さて今回は、広報の基本とも呼べる「プレスリリース」について取り上げたいと思います。

プレスリリースとは、メディアへ情報を伝える手段として自社サービスや商品を簡単にわかりやすくまとめたものという認識ではないでしょうか?

各社少しでもメディアへ取り上げていただけるよう切り口やキーワード、ビジュアル等趣向を凝らしてしのぎを削っていますが、

最近では役割が少しずつ変化しているそうです。

それは、プレスリリースとして配信していた情報がメディアを介さず直接消費者に届く機会が増えてきたそうです。

この要因としては、消費者がニュースの出どころを気にしなくなったという点が作用しているようです。

公益財団法人新聞通信調査会が2017年11月に実施した「メディアに関する全国世論調査」の結果によると

「ネットニュースを見るときにニュースの出どころを気にしない」が57.1%と気にしているを上回る結果となりました。

また一時問題になったフェイクニュースや情報エビデンスの観点からみても、

企業が出しているプレスリリースは、確実なリソースの一つとした見方も大きな要因になっているのではないのでしょうか?

日々変化する広報の手法ですが、その本質は“報せる“ということに尽きるのかなと感じております。

そういった意味では、今回取り上げたリリースもなるべき形のような気がします。

少しでも皆様の広報活動のお役に立てば幸いです。

*あわせて読む⇒「ワールドビジネスサテライト」元ディレクターが教える!テレビをどっさり呼び込む禁断のプレスリリースの書き方


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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