日本一SNSでシェアされる缶! レッドブル
コラム
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2018.12.26

日本一SNSでシェアされる缶! レッドブル

5月27日レッドブルエアレースが千葉県で開催されました。
会場の最寄り駅では、レッドブル宣伝カーと共に、
美しいブルガールが笑顔でエナジードリンクを配っています。

それを貰った、お客様は『雄牛の缶』を携帯でパシャり!
インスタグラムで瞬く間に拡散されていきます。
でもなぜ?タダの『缶』を写真で撮るのか!
分析すると、とても面白い事が分かりました。

①自己ブランディング
レッドブルの缶は、タダの缶ですがそこには様々なストーリーが詰まっています。
その缶を見ただけで、アクティブで明るいイメージが頭の中に浮かびませんか?
投稿する人は、その缶を自身のSNSに投稿するだけで、
自分自身も『今日はアクティブに活動している!エネルギッシュに生きている』事をアピールできるのです!
そんな自己顕示欲を満たしてくれるのが、雄牛のレッドブル缶なのです!

そんなレッドブル缶のブランディング方法は
体験機会とメディアプロモーションを上手く組み合わせる事で成功してます。

①体験機会
皆様も一度は見た事のある、宣伝カーとブルガール!
街中でキレイなお姉さんが配っていますね!
エネルギッシュでセクシーな彼女達から、エナジードリンクを渡されるだけで!男性なら誰しも、少し高揚した気分になりますね(笑)
ドリンクを貰わなかった方も、その様子を見ると楽しい空間に遭遇した!という非日常のワクワク感を得られます。

この様な体験を、経験する事で
レッドブル=アクティブ、エネルギッシュ
という認識が刷り込まれます。

②ユニークなメディアプロモーション
レッドブルは、『スキーのジャンプ台を逆走する』などの、ユニークなスポーツイベントを開催しています。
そこにPRを仕掛けメディア露出からの情報発信をしています。
実施される種目もハードなモノが多く、メディアで放映される情報は
タフな男女が、死闘の末に華麗に表彰される映像ばかり!

そんなメディアを通して伝えられる情報も
レッドブル=アクティブ、エネルギッシュ、そしてタフ!です。

この様に、共通したイメージを
体験とメディアを通して一貫して伝える事で、生活者は無意識の内に
レッドブルのイメージを形成していきます。

今や、若者からベテランのビジネスマンまで幅広く飲まれるレッドブルですが、
数年前に日本に進出してきた際は、体に悪そう!海外の得体のしれないドリンク!
と距離を置いていた方も多いのではないでしょうか?

共通したメッセージを、様々な接触点を通して伝えた
イメージ形成の成功事例ですね!


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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