ナイツから学んだ目からウロコなこと
コラム
主婦共感×PR
2018.12.26

ナイツから学んだ目からウロコなこと

先日NHK Eテレの「芸人先生」という番組を見ていたら、とても共感する内容が出てきたので、皆さんにご紹介したいと思います。

「芸人先生」は、今をときめく​​人気芸人が、いろいろな会社を訪ねて、漫才やコントのエッセンスから仕事に生かせるノウハウを若手社員に向けて教えるという、ビジネス講座番組です。
先日は漫才コンビのナイツが、某大手衣料店で講座を行い、社員の皆さんの悩みや質問にも答えていました。

悩みの多くは、「思うように売れない」「買ってもらうコツは?」など接客や営業のこと。

ナイツから​のアドバイスポイントは、
​●​売ろう、売ろうと営業色を出すのではなく、あえて売らないよ?くらいの気持ちで接客する。
​●​商品の紹介​は​、”​あなた目線​”​で相手に合わせた商品のいいところを紹介する。​(自分の気持ちの押し売りにならないように、さりげなく!)​
●商品にさりげなくいいところが伝わる、キャッチコピーをつける。
などなど。

確かに、買う方から​して​も、ガツガツ来られたらそれだけで​帰ろうかな、、ってなりますよね。
​あと、「自分もこの服持ってます」とか言う謎のアピールも嫌です。笑​

ここで​特になるほど!と思ったのが、「商品にキャッチコピーをつけること」​の本質について​。

​一言でその商品を表現できるキャッチコピーがあると、お客さんにその商品のいいところが伝わりやすく、覚えてもらいやすいそうです。
ポイントは、ターゲットのお客さんの価値観や流行を意識することと、あくまでさりげなく。

モノに限らず、売れてる芸人にもキャッチコピーがあるそうで、例えばナイツだと「やほー芸人」「言い間違い芸人」「漫才協会の星」などなど。
「●●芸人」というキャッチコピーは、初めてそのジャンルを開拓した先駆者としてのポジションが確立でき、他社との差別化になります。
「●●といえば、××だよね」と広く認識され、売れる仕組みです。
(逆に、キャッチコピーが付かないような(特徴のない)芸人は売れないそう。。)

これこそ、キャッチコピーをつける本質だと思います。

PRも同じで、「●●といえば、××」を一人でも多くの方に認知してもらえるように、いろいろな戦術を展開します。
皆さんもぜひ、ナイツのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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