PRも株も流れが大事!?
コラム
経営戦略×PR
2018.01.18

PRも株も流れが大事!?

今年に入り日経平均が更に加速していますね。
数年前は1万円を切っていた株価が今では2万4千円を伺うか、
というところまで来ています。
私達庶民にはあんまり関係ありませんが、潤っているところは潤っているのでしょうね。
羨ましい限りです。ほんとに。

さて、先日の日経新聞で、
今まで離れていた日本の個人投資家も、だんだん戻り始め熱を帯びてきた、
というような記事が載っていました。

私は株の専門家ではありませんが、
何となく株の世界も何十年単位の大きな時代の流れ、
10年程度の大きなトレンド、
そして直近の小さな波、といくつもの波が重層的に重なり合っているような気がします。

日本の個人投資家が最近増えてきた、という記事については、
私個人的には既に外国人投資家が仕掛けた波に後から乗ってきただけで、
むしろ今から損する人が多いように思います。
恐らく儲けている人は既にこの数年間で儲けて、今からは撤退を始めているんじゃないかと。

PRについても、よく似たところがあって、
時代に流れるいくつもの波が重層的に重なり合っており、
自分が言いたいことを言うのではなく、その波から読者や市場が聞きたい事を感じ取る、
なかなか表現は難しいですが、そんな気がします。

大成功している企業を見ても、
その時代の波を早くもなく遅くもなく的確なタイミングで捉えて、
市場や世の中とコミュニケーションしていると思います。

私達も目の前の波を追いかけるだけでなく、レンジの長いいくつかの波も同時に感じながら、
仕掛けを作っていければ、より深いPRが仕掛けていけるかもしれませんね。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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