雑誌とインフルエンサーの関係性
コラム
成功事例×PR
2019.01.24

雑誌とインフルエンサーの関係性

インフルエンサーという言葉をここ数年で耳にする機会が増えてきました。
2017年5月2から集英社では、ファッション誌を中心にしたインフルエンサーマーケティング事業を開始しています。

ファッション誌ではすでに、
選ばれた読者を読者モデルや情報発信者として活用し、読者とコミュニケーションを行っていますが、
今回の事業は、雑誌で活躍するモデルやスタイリストなど、
さらには読者まで巻き込んで、雑誌ならではの強みを活かした事業を展開することが主な狙いです。

「読者インフルエンサー」というこれまで読者ブログなどでお付き合いのある読者の方や、
読者コミュニティの中から参加する意思のある方に、
各雑誌のインフルエンサーとして登録いただき、集英社からのみ案件をお願いする仕組みになっています。

メディアとインフルエンサーを掛け合わせて事業ですが、
この事業を通して、読者インフルエンサーに加わりたいという読者の方が増え、
雑誌主催のイベントなどの取り組みに参加してもらい、改めて誌面にも興味を持たせたいようです。
インフルエンサーという人を通して情報伝達する一般的な事業ではありますが、
読者とのコミュニケーションとしては新しい形に発展していくことが考えられます。
その部分はPRの観点でも目をつけるべきところではないでしょうか。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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