広報マンに必要なスキルとは?
コラム
経営戦略×PR
2017.01.20

広報マンに必要なスキルとは?

総合コンサルティング会社「ガートナージャパン株式会社(東京:港区)」は、マーケティング業務に必要なスキルやキャリアの調査結果を発表しました。
(この調査は、2016年11月~12月に、従業員が2,000人以上の企業からの回答で、有効回答数は378件)。

マーケティングに必要なスキルを訪ねたところ(複数回答)、
1.企画・立案能力  72.1%
2.データ分析能力  62.4%
3.マーケティング全般の経験  54.7%
4.社内調整力  53.1%
5.プレゼンテーション能力  43.5%
の順でした。

このスキルは、マーケティングに限らず、広報(PR)にも通じるスキルでもあります。
「人脈・顔の広さは、31.9%」で8位でしたが、広報(PR)担当者のスキルでは、もっと上位にくるでしょう。

また、マーケティングの部門長として相応しいと思う経歴では、
1.社内の他部門またはグループ企業からの異動  34.8%
2.広告代理店やコンサルティング会社などからスペシャリストの途中入社  34.0%
3.マーケティング部門内からの昇進  15.9%
4.他部門の部門長が兼任  1.0%
という結果でした。

「広告代理店やコンサルティング会社などからスペシャリストの途中入社」が34.0%と高い数字になっており、会社の規模にもよりますが、広報が無い企業、広報がある企業でも費用対効果を考慮すると広報(PR)業務を外部委託する=PR会社を利用するのは有効かと思います。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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