SNSのリスクについて
コラム
経営戦略×PR
2016.07.08

SNSのリスクについて

本日の内容は積極的に情報発信するPRについてではなく、
昨今、ソーシャルメディアを通じた「ネット告発」という新たなリスクについて記載します。
 
皆様も記憶に新しいかと存じますが、2014年12月に起きたペアング焼きそばの虫混入事件。
 
その後マクドナルドや日清などでも異物混入事件が多発いたしました。
 
マクドナルドについては、
2014年8月「ポテトに破片が混入」
2014年12月「チキンマックナゲットにビニールが混入」
2015年1月3日には「またまたチキンマックナゲットにビニールが混入」
と相次ぎ異物混入事件が勃発。
 
大変物議を呼ぶ、社会問題となりました。
 
以前からも異物混入時間は頻発しておりましたが、今回のケースで問題が拡大された理由として
Twitterを始めたとしたSNSからシェアなどをされることで一気に炎上、社会問題となり
企業ブランディングの崩壊を招きました。
 
これらのビッグ企業がこれだけ異物混入が起こったことはいい意味でもSNSのバズ力がすごいものなのか
改めて考えさせられた事例になったと思います。
 
このようないつどこでなにが起こるかわかならい時代に、メディアトレーニングを受けたりすることは重要に
なってくるかと思われます。
 
また、SNSで広がった炎上はSNSで火消しすることが効果的です。
そのためにもリテラシーを日々高めながら、企業アカウントで消費者などとコミュニケーションをとる事が
重要になってくるでしょう。
 
今回は悪い内容ですが、いかにして異物混入事件が世に広がったのか背景を書かせて頂きましたが、
これだけソーシャルのパワーがあることを認知して頂けたのではないでしょうか。
 
SNS恐るべきですね!

執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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