ネコノミクスから読み解く消費者傾向
コラム
女性視点×PR
2016.06.03

ネコノミクスから読み解く消費者傾向

私の住む街にはいつも小さなお店の前に同じ猫がくつろいでいて、地元の方々に大人気です。
私もその猫を撫でてから通勤するのが最近の日課となっています。
いや〜、癒されますね。

こんな私にも癒しを与えてくれる猫ですが、
現在空前の猫ブームとなっています。

猫に関するアプリが1000万ダウンロードを記録したり、ネコスタグラムなるものが登場したり…
なんと猫に関するビジネス効果は2兆円規模とも言われています。
最近猫に関する店舗、会社、動画紹介がテレビ番組増えているのも、やはり視聴率がいいからではないでしょうか。
恐るべしネコノミクス現象!

私の持論ですが、消費者の心理(求めるものの)傾向、満足度として①利便性が高くコストパフォーマンスがたかいもの②癒し効果の高いものの2つがあると思います。
①に関しては本当に様々な商品やサービスが登場し、並大抵のものでは満足できないと共に、物が多すぎて疲れてしまったため、消費者の心理傾向が②に流れてきたのかなと思います。
その対象が空前の猫ブーム現象ではないでしょうか。

これからは、利便性のみならず消費者の心の満足度(癒し)を与えるものが必要な時代かもしれません。

PRを行う際は、猫のようなわかりやすい癒しの対象と掛け合わせることで新たなブームを巻き起こせるかもしれませんね。
(※まだまだ猫ブームは続きそうですが…)

ちなみに私は猫も大好きですが実は犬派です(笑)犬の時代も到来しますように…!


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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