フリーペーパーも活用してはいかが??
コラム
経営戦略×PR
2016.05.24

フリーペーパーも活用してはいかが??

十年一昔と言いますが、
つい先程も電車に乗っていて周りを見渡すと、
10年ほど前だったら電車内で新聞読んでいる人も結構いたけど、
今はほぼ完全に絶滅して、全部スマホになっちゃいましたね。

ところで、
電通が出している「2015年(平成27年)日本の広告費」というのがあります。
皆さんの感覚通り、やはり新聞や雑誌など紙系の広告費が年々減少しています。

その中で、
1つ健闘している紙系のメディアがありました。
そう、フリーペーパーやフリーマガジンの分野です。
この分野は広告費がほとんど減ってないんですね。場合によっては微増しています。

実際にいつのまにか、今では駅でもショッピングモールでも、
人が集まる所ならあちらこちらで見られるようになりましたよね。
なんと、それらを合計すると2000紙誌以上あるようです。

こうしてフリーペーパーやフリーマガジン分野の広告費が健闘しているということは、
それだけこの分野に企業などが価値を感じてお金を払っているということです。
1回あたりの1紙誌の発行部数の平均は、約15万部にのぼります。
また、エリアやジャンルが明確に分かれているので、
それらを絞り込んだ上でアプローチすることができます。

広告だけでなくパブリシティとしても、活用が色々とできそうです。
フリーペーパーやフリーマガジンは、無料で配布している以上、
基本的にはコンテンツを掲載する際には有料になりますが、
広告ありきの媒体ではなくコンテンツ重視の媒体であればは、
持ち込むトピックのバリューが高ければパブリシティ枠で扱ってくれることもあります。

エリアマーケティングを強化したい場合は、
facebookなどSNSを活用すると共にフリーペーパーも試してはいかが??


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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