サンリオの新たな手法
コラム
成功事例×PR
2016.03.02

サンリオの新たな手法

やっと春が近づいてきてましたね。
ただ、まだまだ寒暖差が堪える時期ですので、皆様もくれぐれ体調管理にはお気をつけください。

さて、今日のコラムは女性の方々から人気のサンリオのマーケティングについて書きたいと思います。

新しく打ち出したコミュニケーションツールこと『サンリオ男子』です。

男子高校生(二次元イケメン)5人組がメイン。
それぞれ好きなサンリオキャラクターがいる設定で、共に日々を過ごし成長する青春ストーリー。

今までの中高生女性以外にも幅広い層へアプローチするための施策のようです。

狙いとしてはアニメファン層の獲得も視野にいれているようですね。

情報拡散の方法としては彼らの好きなサンリオキャラへの愛を感じる投稿のほかに食事など日常生活の様子をSNSで投稿しており、
「本当にいそう」というリアル感を大切にしており注目を集めているみたいです。

また、4月からスタートする漫画連載は、漫画アプリ『Manga ONE』と少女向け雑誌『Sho-Comi』で異なるストーリーを展開する模様。

そして今後もクロスメディア企画として複数のメディアへ展開していくようです。

いろいろなストーリーから自分の好きな『サンリオ男子』のお話を選んで楽しんでもらいたいという想いから、
共通するのは『サンリオ男子』の5人と舞台設定のみで、すべて別々の視点で描かれたストーリーを様々なメディアから届ける予定みたいです。

ただ、ネタ(フック)を作るだけでなく、それをいかにターゲット層に届けるかという施策もロジックで組まれている点がすばらしいですね。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

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