花粉症と意外な組み合わせPR事例
コラム
経営戦略×PR
2016.02.03

花粉症と意外な組み合わせPR事例

あっと言う間に2月になりました。

そして、あの嫌な季節もあっという間にきました。。。

そう『花粉症』の時期です。

日本人の花粉症の割合は30%以上だそうです。
13歳以上だとなんと60%以上の方がスギ花粉でお悩みになっているとのこと!

私も重度の花粉症で大変困っています。。

この時期になると各メディアでも花粉症対策のネタで持ちきりです。

マスクはもちろん、JINSやZoffなどから発売されている花粉カットメガネ。

花粉が衣類につきにくいスプレーなど各メーカーこぞってPRしております。

あとは免疫を高めて花粉症の症状を和らげる食品なんかも特集されていますね。

ちなみにヨーグルトは一日300グラム以上食べないと効果があるとかないとか。

この辺は当たり前の対策グッツになりますが、どうにか花粉症というワードに
ひっかけてうまくPRしている企業(アイテム)もたくさんあります。

例えば、ノンアルコールワインとはご存知でしょうか?

今までのワイン風飲料とはまったく違い、ワインを製造し、そこからアルコールのみ
抽出してつくるものをノンアルコールと言うそうです。

味もアルコールがはいっているのではないかと思うくらい本格的で、今とても注目されています。

ノンアルコールのPRとして「アルコールが花粉症を悪化される」ことから逆転の発想として、

アルコールを飲みたい→でも、花粉症がひどくなるから飲めない→だから、本格的ノンアルコール

という流れを作り、これを花粉症対策にしてしまうという工夫からメディアで注目されました。

アイテムに限らず、サービスでも同じことができます。

皆様も花粉症に関連付けできないか(花粉症に限らず大丈夫です)、
今一度、自社サービスを見直してみてはいかがでしょうか。

工夫次第で話題はいくらでも作れますよ!

ここ最近はとても寒い日が続いていますね。
皆様もお体には十分お気をつけください。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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