セミナーPR|リアルコミュニケーション戦略の1つの勝ちパターンとは?
PR戦略とは
勝利の方程式「戦略の種類」
2019.02.24

セミナーPR|リアルコミュニケーション戦略の1つの勝ちパターンとは?

新たなコミュニケーション方法として、インターネットのブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が人気です。

会社のキーマンが発信するブログには重要な情報があるとの期待から、他者企業からも注目が集まります。
社長、事業部門責任者、採用担当者の各関係者が、自分の生の声でタイミングよくブログで発言すれば、多くの人の目に止まります。

しかし、これは誰もが知っているような有名企業に限ったことかもしれません。

企業を立ち上げたばかり、まだまだ会社の知名度は上がってない・・・このような時、もちろんインターネットを使うことも有効ですが、会社のことやサービスのことをより早く・深くターゲットに知ってもらうためには、自社主催のセミナーを開催することをお勧めします

 

リアルコミュニケーションで信頼につなげる

なぜなら、リアルコミュニケーションにより、ネットやDMなどでは伝わらない自社の実力を余すところなくアピールできるからです。

もちろん、集客にはインターネットを使わない手はありません
ただし、どんなにセミナーページを見られても、興味深く読んでもらわなければ意味がありません。

そのためには、他社との差別化を打ち出すことです。差別化することで、自社への注目度アップを狙うことができます。

もし、あなたの会社が専門性に富んでいたとしても、専門用語は使わずに誰にでも分かる簡単な言葉で表現し、写真、動画、音声など、ネットのツールを十分に活用してください。コンテンツを十分に作り込んだら、次に、SEO(検索エンジン最適化)・SEM(検索エンジン利用のマーケティング)対策を行います。

その準備として、検索にヒットするキーワードを調べます。広告宣伝費が限られる企業は、SEOやSEMの活用で検索サイトでの上位ランキングの座を獲得するように努力してください

 

自社の実力を余すところなくアピール! そのためのトーク力

次に、セミナーを開催したとき、話し方を少し工夫することで、相手にとってもイメージ発想ができやすくなります。

例えば、「もしも、◯◯なら~」という仮定の話をすることで、相手は自分の会社・業務に置き換えて聞くことこができます。

そして、大切なことは『自分でもできるかもしれない』『そうなりたい、そうなると嬉しい、助かる、ほっとする』『ひと安心できる、とてもベスト、未来につながる』などのイメージをしてもらうことです。

●「もしも、売上が上がったとして、どれを得ることで何を手に入れたい?」
●「もしも、それが手に入ったとしたら、どんな気分?」
●「もしも、そんな気分になれたら、自分にとってはどうなの?」

途中で、視覚、聴覚、身体感覚を使って具体的にイメージしてもらっても効果的です。

そして、例えば、訪れてくれた人が「自分には無理だ~」と悩んでいるとします。
そんな時に、「もし、できるとしたらどう?」と聞いてみましょう。

相手は一瞬は「えっ」と思うかもしれませんし、混乱に陥るかもしれません。
しかし、それでもいいのです。その後にこう言って下さい。

「仮の話だから」もしも、できるとしたら?

思いこみなどでできないと思っていると、そこで思考もイメージも停止していますから、多くの場合はできる可能性に目を向けることが難しかったりします。

そこで、「もしも?」と付けることで、あくまで仮の話ですから、そこに意識を向けることは出来るのです。
そして、あなたの会社がその人にとって何ができるのか、説明してあげてください
あくまで、その人の企業ではなく、その人にしてあげれらることを話しましょう。

なぜなら、セミナーに参加している人が“今困っている”のですから、まずはそれを解決してあげる(解決してくれそう)と感じなければ、社内に戻ったあとに、「この企業は信用できる」ということを、上司に話すことはないからです。

 

まずは目の前のことを解決!そして未来を描かせる

セミナーで大切なことは、まず目の前のことを解決してあげて、それを解決したことによって将来どうなるのかイメージさせることです。

これは、ネットや本よりもリアルに向き合ってコミュニケーションをとることのできるセミナーの最大の魅力であり、それは契約率アップにもつながるのです。

フロンティアコンサルティングでは、セミナーの開催から集客、実施からクロージングまでトータルサポート。契約率のアップのお手伝をします


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

①:東洋経済オンラインでの連載記事
②:ダイヤモンドオンラインでの連載記事
③:プレジデントでの連載記事
④:日本経済新聞での連載記事