消費者の信頼を高めるブランディングの方法ってあるの?
PR戦略とは
3分で分かる「PRの基本」
2019.01.22

消費者の信頼を高めるブランディングの方法ってあるの?

〔読了まで2分〕

“ブランド”、という言葉をよく耳にします。

“ブランド”とはいったい何でしょうか。
それは、消費者に 「このブランドだけは特別」と思い込ませる力。

消費者の心を惹きつけ、購買に至らせ、買い続けてもらう力です。
そして、 ブランディングもひとつのPR戦略です。

 

消費者の信頼を得るには

ブランディングというのは、ブランドを作り出すことであり、消費者がその商品・サービスをブランドとして認知するということは、信頼を得るということでもあるのです。

「あの商品だったら大丈夫」「このサービスなら安心できる」という大きな信頼が得られれば、その結果、企業としての売り上げが飛躍的に向上するのです。
PR戦略におけるブランディングの方法は、発信にあります。認知をしてもらう為には情報を提供しなければなりません。

その情報は 視覚に訴えるもの合理性や整合性があるもの、そして 利便性があるものである必要があります。

 

デザインで視覚に訴える

視覚に訴えるとは、いわゆる デザインのことです。
ブランドと言われているものには、必ずひと目見て分かるようなロゴやマークがあります。

そして、そのロゴやマークによって、消費者の製品に対する差別化を推し進めます。
そのためにも、PR戦略のひとつとしてロゴのデザインをしっかりと考えなくてはいけません。

製品であれば、その商品を持つことはカッコイイことである、という認識を与えうるようなもの、というように、しっかりとコンセプトを構築していくことが必要です。

 

必要性の追求

合理性や整合性とは、その商品やサービスを使うにあたっての 必要性の追求です。
必要があるからこそ人はその商品やサービスを購入します。

しかし、その必要性にもいろいろなものがあるので、その商品やサービスの目的にしっかりと見合ったブランドであることが大切です。
そこにはブランドの意味というものも含まれます。
企業のしっかりした経営理念そのものが表されていることも、PR戦略として盛り込まなければいけないでしょう。

 

他社サービスとの差別化

そして利便性とは、同じような商品やサービスとの 差別化を意味します。
同じ商品やサービスであれば、より便利なものの方が消費者にとっては利便性が高くなります。

そして、PR戦略により利便性のあるブランドという認識をしっかりと与えることで、消費者の心理に訴えかけることができるのです。

 

何もしなければ衰退していく・・・常に仕掛ける戦略を

このように、ブランディングというPR戦略を行えば、 自然と大きな利益に繋がるような仕組みが出来上がるのです。
しかし、勘違いしてはいけないのは「ブランド」という言葉からイメージして、“ブランド力をつければ、何もしなくても商品が売れる”と思ってはいけません。

一度つけたブランド力も、何もしなければ衰退する、ということを忘れないでください。
そして、時代時代にあわせて変化しているのです。
長くお客様に選ばれるブランドであるためには、 常に仕掛けるPRマーケティングとブランド戦略が必要なのです。

弊社では、単なる企業のブランド力やイメージといった“結果”だけを測定しているわけではありません。

企業の「何が」、また「 どのような取り組みが」、「どのような活動を通じて」ブランド力に影響を与えているのか、を徹底的に調査しながら、豊富なノウハウと斬新なアイデアでPRブランディングをおこなってまいります。


執筆者・監修者
上岡正明
経済記者・経済コメンテーター
戦略PRプランナー・著書26冊累計105万部のビジネス作家
登録者25万人のYoutuber
上岡正明

MBA(多摩大学院経営情報学修了)
テレビコメンテーター
多摩大学客員講師(18,19)
帝塚山大学客員講師(19)
登録者24万人のビジネス系YouTube

「スーパーJチャンネル」「めざましテレビ」「王様のブランチ」「クイズミリオネア」等の元放送作家。日本を代表するPR戦略の専門家で、企業広報のスペシャリスト。未上場から上場企業まで戦略PRを手掛けたクライアントは300社以上。

広報ブランディング、新規事業構築、外資系企業の国内イベント、海外プロモーション支援のコンサルティング会社代表。現在まで約20年間、実業家として会社を経営。これまでに三井物産、SONY、三菱鉛筆、日本瓦斯など200社以上の広報支援、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。

代表的なコンサルティング案件としては、日本中の女性たちの心を動かした「表参道のパンケーキブーム」、1年で200万台以上を売り上げた「ふとん専用掃除機レイコップ」、世界が注目する食イベント「肉フェス」、1カ月で6000万人(日本の約半分)にバズらせた「ジャポニカ学習帳“昆虫の表紙が変わった?”」がある。

経営と並行してMBA(情報工学博士前期課程)取得。東京都中小企業振興公社講師。成蹊大学、多摩大学、帝塚山大学の客員講師。東洋経済新報社、ダイヤモンド社、朝日新聞出版社、PHP出版、総合法令出版社、アスコム社、大和出版、すばる舎、宝島社から累計21冊80万部の著書を上梓。

日本神経心理学会、日本行動心理学学会、行動経済学学会、一般社団法人日本行動分析学会、日本社会心理学会、一般社団法人日本小児心身医学会、認知神経科学会の各学会員。

日経ヴェリタス・東洋経済オンライン・ダイヤモンドオンライン・プレジデントの4大経済メディアで専門家として記事連載もおこなっております。お読みになりたい方はこちらからご覧下さい。

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